ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

鍼灸OSAKA

2009-06-12 12:35:57 | 情報や案内及び雑談


森ノ宮医療学園 が出版している季刊誌『鍼灸OSAKA』から先月取材がありました。
私は 明治鍼灸専門学校 卒業なので、「ほんとにいいのかな?」と思いながら、尊敬する森 秀太郎先生が創立した鍼灸学校でもあるので、取材をしてもらうことにした。
取材の内容を聞いてみますと、「 虹彩学 巨針療法 、及び その他 の診断や治療方法で、当院のカラーが出ているものがいい」とのことでしたので、とりあえず打ち合わせに来て頂いた。

しかし、理論にしろ実技にしろ、実践塾で行なったような当院のオリジナルな内容を話しても、多分理解できないと思ったので、内容の基本を、古典をはじめとした一般的な鍼灸の話にしようと考えていた。
しかし、虹彩やスクレオロジー、巨針、TST、査穴、どれを取っても一般的内容にはならないし、ややもすると在らぬ方向へ行ってしまう可能性がある。

さてどうしよう。
短い紙面で、理論や手法の違う治療法を上手く説明できるかどうか、いささか不安であった。
それに、雑誌やテレビに顔を出すのも好きではない。
(テレビにも二度出たが、テレビは顔が映るのでそれ以後は断っている)
しかし、巨針療法を勉強している方々のためにも、巨針療法を学ばずして非難する人や、巨針療法は誰にでもできると誤解している人のためにも、少し発言したいことがあったので、取材を受けることにした。

内容は、『鍼灸OSAKA』 を読んで頂くといいのですが、被験者になる人も一緒に同行してくれたので、理論と実技の関係等を解説しながら、要所要所を織り交ぜて簡略化した診断から治療までを取材内容にしてもらった。

内心「わかるかなー、わからんだろうなー」と思いながら、できるだけわかりやすいように、できるだけ一般的な鍼灸理論に近づけながら話を進めていった。

それから何日かして、取材に来た知性的な廣長さんからゲラが届いた。
さすが慣れている。
なかなか上手くまとめてあった。
少し訂正してもらいましたが、虹彩やスクレオロジーの記事には、画像を多く取り入れて紙面が割かれていた。

巨針に関しても、見開きで紙面を割いてくれた。
しかし、巨針の威力と特殊性は、実際に巨針療法の恩恵に与った人でないと、理解は難しいと思う。

こと、鍼灸師の中には、自分の不足を隠すために巨針を非難したり、「巨針は長針の延長だろう」と考えていたり、保身のために「自分の流派意外は邪道」のように嘲笑したり、単に、少し太くて少し長い鍼を1~2度使ったからといって、「巨針はうんぬん」と言う人もいるのですから、理解が難しいどころか、理解への期待すら難しい。

しかし、考えてみればそうかもしれない。
巨針療法は、修行に3年ぐらいの年月がかかるし、センスがないために巨針が上手く使えず、修行の途中で挫折する人もいる。
挫折だけならいいが、自分の未熟を曝け出して非難に廻る人もいる。

哀れに思う。

『鍼灸OSAKA』に掲載された、「虹彩」も「スクレオロジー」も「巨針」も「七星論」も、「不経一事、不長一智」と考えるか、「どんなことをしてもマスターしてみせる」と考えるかですが、いずれにしても一朝一夕でできるものではない。
そして、治療センスのない人には絶対にできない「技」である。

論語で、「徳孤ならず、かならず鄰あり」と言うが、一般的な鍼灸で治療できない患者さんを、適確な診断で、適確な治療ができるまでには、相当な月日が流れることを知る人にしか、これらの診断法や治療法を学ぶことはできない。

森秀太郎先生は、治療の難しい患者さんなら、鍼灸以外の治療法も取り入れられていた。
それが治療者としての、
されが指導者としての「志」であるべきではなかろうか。

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NY原油(WTI)バレル72ドル台、NYダウ31ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-06-12 09:10:22 | 経済学
あじ・さば水揚げ日本一を誇るという長崎県松浦市の市の職員の方に、先日、お会いする機会があった。最近、筆者は、鳥の行動にはまっている。どうしても、鳥の話になる。
カラスは魚の目玉を狙う。なぜか。目玉が一番おいしいからだ。ひとさまは、それは鳥の話だろうと、取り上げないきらいがある。それこそ人間の思い上がりだろう。
人間は鳥の脳みそは少ないと思っている。からだ全体の大きさからみれば、小さくないのではないか、という話もその時、聞いた。妙に納得した。ひとは、ついつい自分の物差しで考えるが、神様は、人も鳥もエコひいきなさらないはずだ。
こちら「学校で教えてくれない経済学」である。6月11日、NY原油(WTI)先物相場は、前日比バレル1.24ドル上げ、72.57ドルで取引された。銅、スズ、アルミなど非鉄金属相場も軒並み上昇した。鳥がおいしい獲物に集まって来ているからだろう。
今朝のWSJ紙に、IEA(国際エネルギー機関)が、2009年の世界の原油需要を、5月予測から日量12万バレル上方修正して、日量8,330万バレルと発表したことをマーケットが材料にしたと書いている。
今回のIEAの需要予測でも、昨年対比、日量250万バレル、2.9パーセント少ない。同紙によれば、ここ数ケ月、深刻な消費減退を予測していたことを考えれば、大きな変化であると書いている。
物の値段がなぜ上がるのか。お金が集まってきているからである。日本ではお金の話をすると嫌がる人が多い。そうした向きには、鳥が集まっているからですよ、と言うことに。している。鳥が動かしていると思うと、比較的冷静に物事をとらえることが出きると勝手に想像している次第である。
NY外国為替市場では、このところ「ドル資産離れ」という話が取り上げられる。ロシア、中国が、ドル資産のウエートを減らし、IMFファンドや 金などへシフトしている。ブラジルも同じ流れと伝えられる。
中国の外貨ポジションの中では、ドルが圧倒的地位をしめている。中国は下手に席を立って移動するへまなことをしないであろう。ごくごく静かに座布団の位置をずらしていくだろう。まず、さなぎに卵を生みつける。子供はさなぎを餌にしながら静かに成長する。
米国では、債券から株式へ、鳥が静かに移動している。その結果、例えば10年物国債の利回りが、一時 、年4.0%を記録した。長期金利上昇は、債券売り、株買いの思惑的な動きの結果である。実態経済を伴っていない。今後の動きを冷静に見るべきだろう。
NY株式市場で、前日比31ドル高の、8,770ドルで取引を終了した。この日発表された米経済デ―タでは、米国の新規失業保険申請件数が小幅減った。ガソリンスタンドの売り上げが増えた。ただ、株式市場では、これらの情報は消化難だったようだ。
WHOは、新型インフルエンザの「警戒レベル」を「5」から「6」(世界的大流行)へ正式に引き上げた。「パニックに陥ることではない。」と冷静な対応を求めている。
自分の健康は自分で守る。経済も同じである。おいしい商品を独自に、消費者に提供出来るかどうかが決め手である。実態を伴わない値上がりなら、短命に終わるだろう。(了)

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