ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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新興国通貨安、米金融政策転換不安から、世界同時株安連鎖で、NYダウ326ドル安

2014-02-04 16:30:03 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


2月4日は立春。二十四節季の一つ。冬至から45日目。中国や日本では立春から春と呼ぶとヤフーのブログにでていた。前日の2月3日は節分。こちら神戸もぽかぽか陽気だった。保育園の児童が鬼の面をかぶって鬼は外、福は内と先生に引率されながら楽しそうに通りを歩いていた。ところが一夜あけたら前日より10℃も低い。ワ―ルドWaveMorningお天気コーナーでシベリアから南下して来た寒気団の影響と解説していた。更地ではスイセンが今を盛りと咲いている。足元に赤ちゃんの小指ほどのチューリップの芽が顔をのぞかせていた。春は確実に近付いているようだ。

4日、朝6時からはじまるドイツZDFはドイツ連邦議会でサウジアラビアへのドイツからの武器輸出について国際紛争に関与すべきでない、いや、そうじゃないと激しい議論を戦わせていた。ドイツ連立内閣のガブリエル副首相は現在経済相を兼ねている。野党時代は軍縮を訴えて、先頭にたってサウジアラビアへの武器輸出に反対していた。緑の党、Peter党首が経済相にかみついた。政治家の常、過去の言動は常に問題視化されると解説していた。一方、ドイツZDFはトルコのエルドアン首相がドイツを訪問中であると紹介、トルコはドイツに借款を要請した。ところが、エルドアン首相は、閣領の汚職問題と公務員と警察官を配置転換問題で政治的に窮地に立っている。さらにトルコ経済が、トルコリラがここ1ケ月で20%値下がりしたことで追い打ちをかけられていると解説していた。

ロシアRTRはソチオリンピック村に次々と世界から選手団が到着、開会式を3日後に控えて雰囲気は最高ですと伝えていた。一方、米ABCはオリンピック開会式前に建設される9軒のホテルの内完成したのはわずか6軒のみ。驚いたことに同じトイレに便器が二つ並んでいるホテルがあった。これは一体どういうことか。先が思いやれると語る関係者の声を紹介していた。一方、ドイツRTRはモスクワの中学校で生徒の一人が先生を一人射殺、部屋に入ってきた警官一人を射殺、20人の生徒を人質にたてこもったが、父親の説得で投降逮捕された。ソチではテロ対策。モスクワでは各学校に警備強化を通達したと報じていた。

一方、週明けのNY市場では、米経済統計がエコノミストの予測を下回ったことを材料に米国経済の先行き懸念と新興国通貨安、アジア株安、欧州株安と株安連鎖でNY市場ではNYダウは、先週末比326ドル安、15,372ドルで取引を終えた。10年物国債利回りが2.57%台へさげた。NY外国為替市場ではドルは対ユーロでは買われたが、対円では売られ、1ドル=101.05~08円、1ユーロ=136.70~79円で取引された。NY原油は1ドル強下げ、バレル1ドル96.43ドル、NY金は20ドル強上げオンス1,260.40ドルだった。ブルームバーグ出演のディーラ―、Kenadp氏は「米FRBは金融政策を転換した。調整は数ケ月続くことは歴史が証明している。」と話していた。イエレンFRB新議長は難しい局面で就任した。

陽気な節分から一転して震え上がる春分。体も景気も急変したときに真価が問われる。(了)

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