ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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中国リッチ層、アメリカへ大脱出、昨年1年で900万人が中国全体で国外に移住した:

2014-02-19 16:23:42 | 経済学
(2月25日号、ニュズウイーク誌日本版(学校で教えてくれない経済学)


女子フィギア・シングルのソチオリンピック金メダル争いは連覇を狙うキム・ヨナ選手(韓国)と高速スピンを武器にソチオリンピックフィギャ団体戦でロシアの優勝に貢献した15歳の少女ユリア・リプ二ツカヤ選手(ロシア)の争いになるだろう。プーチン大統領はリプ二ツカヤがトップの演技をしたあと彼女にハグして激励したとその時の映像と共に19日朝放送の上海RTSが流していた。日本チームは浅田真央選手、鈴木明子選手、村上佳菜子選手が出場、浅田選手が前日の練習で3回転半を完璧にこなした。金メダルの期待が大きいと騒いでいる。高梨沙羅選手の時も飛ぶ前と飛んだ後で、手のひら返したような論調に変わった。それがメディアの本質かもしれない。オリンピックには魔物が住んでいるそうだ。浅田選手にも高梨選手のようなことが起こらないようただ祈るばかりである。余談ながら19日付けの読売朝刊のコラムに荒川静香さんは「浅田選手は、ミスをしなければ十分金メダルを狙える。キム・ヨナ、リプ二ツカヤに加えてカロ二ナ・コストナー(イタリア)あたりも金メダルに絡んで来るだろう。」と冷静に分析していた。

話は飛ぶ。近着のニューズウイーク誌日本版に「中国リッチ層、アメリカへ大脱出」のタイトルで「富裕層の約3分の2が既に国外移住済みか移住を計画中」と書き「子供を留学
させたいと考えている富裕層は80%にのぼる。留学先は、大学はアメリカが1番人気,高校はイギリスが1番、アメリカが2番。中国のエリート達は、自国の硬直的な教育システムを評価しないのだ。」とベンジャミン・カールソン記者が書いていた。なぜ、中国の富裕層が国を出ていくのか。「子供の教育以外の理由では深刻な大気汚染と水質の悪さにある。」と記事は続く。そして「国を出て行くのは富裕層だけではない。昨年1年で900万以上の中国人が国外に移住、その大半を35~55歳の中流所得者が占めた。一番人気はアメリカ、永住権を取得した中国人は8万1,784人。」と書いた。当の記事は「中国の台頭で国の未来に不安を感じているアメリカ人も少しは勇気づけられるかもしれない。」と結んでいた。

19日朝放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーでドイツの20~64歳の世代の人口が1995年をピークに15年間で600万人減少した。少子化の流れはドイツも例外でない。BMW社は「高齢者に優しい職場づくり」を目標に定年後の熟練技術者の再雇用に力を入れている。より大きな社会とのつながりを保つことが大事だ。それが企業と従業員双方にとっての利益となる」とBMWのケースをNHKベルリン支局の木村記者が紹介していた。ドイツ政府は年金支給開始年齢を65歳から67歳へ延長した。番組出演したドイツ日本研究所、F.コ―ルバッハセン専任研究員は「エイジレス社会は今後、日本でも進むだろう」と解説していた。ドイツの姿は日本の他山の石だと「世界の扉」で取り上げたのだろう。

19日、休み明けのNYダウは23ドル安、16,130ドルで取引を終えた。債券が買われ10年物米国債利回りは2.709%へ低下した。NY為替市場では1ドル=102.31~34円、1ユーロ=140.79~85円で取引された。NY原油は102.23ドル、NY金は1,324.70ドルだった。(了)





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