ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米1月雇用統数、11万7,000人増失業率6.6%無視、NYダウ165ドル高、イエレン新議長に期待

2014-02-08 12:17:02 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ソチオリンピックが現地時間7日午後8時14分にはじまった。プーチン大統領は誇らしげに宣誓する様子をロシアRTRが写していた。開会式の様子は英BBC、ドイツARDも伝えた。ドイツARDは「ロシアの歴史を演出した」と紹介した。オリンピックニュースの後、ドイツARDはアメリカのヌーランド国務次官補が駐ウクライナ、パイアット米大使との電話のやりとりがロシア語のスーパー付きで動画サイトで公開されたと紹介、ヌーランド氏は「{ウクライナへのEUの対応について}EUなんかくそくらえ。」とEUを侮辱した発言をした。アメリカがEUと一枚岩でないことを示した。これを受けてドイツ、スタインマイヤー外相は「外交官としてあるまじき行為だ」と非難したと紹介していた。英BBCは「ロシアが一番よろこんでいるのではないか。ロシアは盗聴能力の高さも認識させようとしたのではないか」と解説していた。8日朝の放送でロシアRTRも当然のことながらヌーランド氏の電話内容を詳しく報道していた。

一方、7日付けのWSJ紙電子版でMattJarzemsky記者は「7日、投資家は、1月の米雇用が11万3,000増とエコノミスト予想を大きく下回ったことを無視、NYダウは前日比165ドル高、15,794ドルを記録した。週はじめから、投資家は、米景気減速、新興国市場の混乱、年初からの異例の値下がりで銘柄によって割安感が生まれた。さらに弱いデータを受けて、米FRBによる金融緩和縮小で格闘していた。ここ3日間の反発は、売られ過ぎの反動と米FRBによる量的緩和縮小Taperingスピードが鈍化するとの思惑が出て来た。」と書いていた。8日朝放送の米CNBCテレビを見ていると「なぜNYダウがこの日急反発したのか?」について多くの専門家がコメントしていた。つまるところ「悪いニュースは良いニュ―ス」というウオールストリート一流の「いつか来た道」を指摘する声が多かった。

7日、NY市場では、原油{WTI}はバレル前日比2.1%高、99.88ドル、金相場はオンス前日比0.5%高、1,263.30ドルで取引された。米債券が買われ、10年物米国債利回りは2.675% へ低下した。しかし、ドルが対円で買われ、1ドル=102.33~35円、1ユーロ=139.57~62円で取引された。8日放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「1月米雇用統計が期待値を下回ったが、年初の大幅下げの反動が出て相場は反発した。ボーイング、IBMが相場をリードした。新興国市場懸念が和らぎ、ECBが金利据え置きをきめて、リスク回避の動きが弱まった。2月13日予定の米FRBイエレン新議長の米議会証言を注目している。」と話していた。

8日朝放送のブルームバーグ出演者のやりとりの中で「2016年の米大統領選の民主党候補はヒラリー・クリントンで決まりでない。バイデン副大統領の名が出て来た。彼は米議会で1973年からのベテラン、密室の政治家の異名を持つ。バイデン氏は出るとも出ないとも言っていない。」と話題にしていた。年初の日高芳樹氏の講演会で「ヒラリーがアメリカの大統領になるとアメリカはとんでもないことになる。」と言っていた事を思い出した。(了)

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