阪神3-6で巨人に逆転負け:甲子園
江嵜企画代表・Ken
阪神が3-6で巨人に甲子園球場での5月10日のナイタ―で逆転負けした。公式記録46,707人の観衆の内、3-1でリードして迎えた8回表に救援した投手福原が炎上、3-3の同点とされた時点で、早々に見切りをつけた客は席を立った。
それでも阪神ベンチは、9回表に抑えの切り札、呉昇垣を出して9回の再逆転をチームに促した。9回裏、 先頭の柴田がレフト前にヒット、バンドで二進、代打の新井兄は塁を埋めるため意図的に敬遠された。
しかし「戦艦大和」の応援歌で激励された大和も、打撃好調の4番ゴメスも巨人捕手、阿部の采配にあえなく凡退、ここで事実上の敗戦が決まった。阪神のいまの実力ならここまで。このところ夜になると急に冷え込む甲子園、たまらず第二波の退席が起こった。
10回表、巨人の攻撃で送りだされた投手が新人、二神。ノーアウトで連続ヒットを浴びた。まるで虫干しのように引っ張り出された投手、玉置がおさえられるはずもない。巨人の3番、アンダーソンにライトスタンドに放り込まれて万事休した。
プロ野球ペナントレースはまだ5月、はじまったばかりである。この日の阪神の敗戦は、今年もだめかと阪神ファンに厭な予感を抱かせるに十分な象徴的なゲームだった。
帰宅したら夜も10時半近くだった。彩色する気力も萎え、床についた。失礼をもかえりみず、下描き、鉛筆デッサンのまま、白黒で投稿させていただいた次第である。(了)