サウジ、WTIバレル60ドルで安定望む(学校で教えてくれない経済学)
日本のパチンコ業界が客の高齢化と国内市場の低迷で海外に目を向けていると3日付けWSJ紙電子版にYvonneLee記者が書いた。パチンコ大手のダイナムジャパンは2012年8月に他社に先駆けて香港にiPOを実施した。現在他の4社が香港上場を検討している。ダイナムの今年4~9月の純利益は前年同期比12.4%減、90億4,000万円だった。同社の株価はパチンコ市場の鈍化を受けて1月高値から53%値下がりしている。一方、パチンコ台製造大手のセガミはパートナーの韓国のカジノ運営会社パラダイスとソウル近郊にカジノリゾート建設に着手した。日本生産本部発行のレジャー白書によると、日本のパチンコ業界の年間売上高は18兆8,000億円と1995年のピーク30兆9,000億円から40%近く減った。13年のパチンコ参加人口は970万人と95年の2,900万から67%減少した。パチンコ大手のマルハン広報担当者は『マカオやマニラのカジノでパチンコ台を売り込もうとしたが失敗した。パチンコは日本独特のものだ。他国のギャンブラー向けになっていない』と語った。」と書いていた。こういうニュースは日本の新聞、テレビでなかなかお目にかかれない。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日がはじまる。台湾の馬英九総統が国民党主席を、27日行われた台湾統一選挙で大敗した責任を取ると声明を発表したと4日朝放送のシンガポールCNAが伝えた。CNAによれば「2016年の総統選挙で民進党に敗れるかもしれない。国民党を背負って立つ人物が党内にいないからだ。中台関係で緊張が高まる可能性が高まることは間違いないだろう。」と解説していた。中国中央テレビCCTVはこのニュースに敏感に反応して「馬総統が党主席を辞任した。両岸関係、中国との統一に向けた動きには大きな変化はないと見られている。」と伝えていた。今朝のニュースの中でもう一つ中国国営テレビが敏感に反応したニュースはNGO団体トランスペアリングがまとめた世界清潔度ランキングで中国が昨年80位から今年度100位に下落したとのまとめを発表した。中国外務省華報道官は「事実と著しく異なる調査結果だ。」と反論した。フィリピンABS-CBNは「フィリピンは昨年97位が85へ改善した。しかし、フィリピン国民はだれも驚いていない。フィリピンでは汚職はつきもの。本質的に何も変わっていない。」と語る市民の声を紹介していた。ちなみに日本は15位、1位はデンマークだった。他のニュースではイラン空軍機が初めてイスラム国を空爆したようだと米ABCが伝えていた。
一方、3日、NY市場では、米地区連銀レポートで10月、11月、大半の州で個人消費が拡大していると伝えられるなど堅調な米国景気を材料に、NYダウは前日比33ドル高、17,912ドルと最高値を2日連続で更新した。米ドルが買われ、ドルは一時、対円で1ドル=119.87円まで値上がりした。終わり値では1ドル=119.79~81円、1ユーロ=147.46~51円で取引された。10年債利回りは小幅下落の2.282%だったが、2年物、5年物短期国債の利回りは上昇した。NY原油(WTI)はバレル67.38ドルへ続落、NY金も続落オンス1,208.50ドルだった。3日付けWSJ紙電子版によればサウジアラビア原油関係者の見方として「WTIがバレル60ドル近辺で安定してくれることを望んでいると語った」伝えていた。(了)
日本のパチンコ業界が客の高齢化と国内市場の低迷で海外に目を向けていると3日付けWSJ紙電子版にYvonneLee記者が書いた。パチンコ大手のダイナムジャパンは2012年8月に他社に先駆けて香港にiPOを実施した。現在他の4社が香港上場を検討している。ダイナムの今年4~9月の純利益は前年同期比12.4%減、90億4,000万円だった。同社の株価はパチンコ市場の鈍化を受けて1月高値から53%値下がりしている。一方、パチンコ台製造大手のセガミはパートナーの韓国のカジノ運営会社パラダイスとソウル近郊にカジノリゾート建設に着手した。日本生産本部発行のレジャー白書によると、日本のパチンコ業界の年間売上高は18兆8,000億円と1995年のピーク30兆9,000億円から40%近く減った。13年のパチンコ参加人口は970万人と95年の2,900万から67%減少した。パチンコ大手のマルハン広報担当者は『マカオやマニラのカジノでパチンコ台を売り込もうとしたが失敗した。パチンコは日本独特のものだ。他国のギャンブラー向けになっていない』と語った。」と書いていた。こういうニュースは日本の新聞、テレビでなかなかお目にかかれない。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日がはじまる。台湾の馬英九総統が国民党主席を、27日行われた台湾統一選挙で大敗した責任を取ると声明を発表したと4日朝放送のシンガポールCNAが伝えた。CNAによれば「2016年の総統選挙で民進党に敗れるかもしれない。国民党を背負って立つ人物が党内にいないからだ。中台関係で緊張が高まる可能性が高まることは間違いないだろう。」と解説していた。中国中央テレビCCTVはこのニュースに敏感に反応して「馬総統が党主席を辞任した。両岸関係、中国との統一に向けた動きには大きな変化はないと見られている。」と伝えていた。今朝のニュースの中でもう一つ中国国営テレビが敏感に反応したニュースはNGO団体トランスペアリングがまとめた世界清潔度ランキングで中国が昨年80位から今年度100位に下落したとのまとめを発表した。中国外務省華報道官は「事実と著しく異なる調査結果だ。」と反論した。フィリピンABS-CBNは「フィリピンは昨年97位が85へ改善した。しかし、フィリピン国民はだれも驚いていない。フィリピンでは汚職はつきもの。本質的に何も変わっていない。」と語る市民の声を紹介していた。ちなみに日本は15位、1位はデンマークだった。他のニュースではイラン空軍機が初めてイスラム国を空爆したようだと米ABCが伝えていた。
一方、3日、NY市場では、米地区連銀レポートで10月、11月、大半の州で個人消費が拡大していると伝えられるなど堅調な米国景気を材料に、NYダウは前日比33ドル高、17,912ドルと最高値を2日連続で更新した。米ドルが買われ、ドルは一時、対円で1ドル=119.87円まで値上がりした。終わり値では1ドル=119.79~81円、1ユーロ=147.46~51円で取引された。10年債利回りは小幅下落の2.282%だったが、2年物、5年物短期国債の利回りは上昇した。NY原油(WTI)はバレル67.38ドルへ続落、NY金も続落オンス1,208.50ドルだった。3日付けWSJ紙電子版によればサウジアラビア原油関係者の見方として「WTIがバレル60ドル近辺で安定してくれることを望んでいると語った」伝えていた。(了)