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11月米雇用数、前月比32.1万増、米債券売られ利回り急騰、NY外為市場で、一時1ドル=121.69円

2014-12-06 10:14:57 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


南極の氷河が氷棚の周囲に沿って溶解スピードが加速している。しかも、従来の調査では「点在している」だった。12月4日、科学雑誌「サイエンス」掲載記事では「数千マイルにわたって続いていることがわかった」と5日付のWSJ紙電子版にGautamNaik記者が書いた。5月発表の別の研究では「南極西部の氷河の溶解を止めることは出来なくなった。西部の氷が完全に溶けると世界の海水面を4.8メートル上昇させる。一方、南極東部の氷棚は逆に厚くなっている。南極の大きさはオーストラリアの面積の2倍ある。氷の厚さは2~300メートルから1,600メートルある。海水温の高い水が氷棚の底を溶解させている。西部で温度が上昇した海水が東部へ流れると南極全体の氷が溶解する。それは明日おこる話ではない。数十年、数百年の単位では起こりうる。地球の人口の大部分は沿岸部に生活している。沿岸部の人は海面上昇の影響を一番に受ける。ただ、北極では氷が劇的に減少している。南極と対照的だと専門家は話している。」と書いていた。

一転して5日のNY市場。 米労働省5日発表によると11月の米非農業部門の雇用者数は前月比32万1,000人増加した。2012年1月以来の最大の増加幅である。5日付のブルームバーグニュース電子版でDanielKruger記者は「今回の雇用統計は当局が来年利上げする可能性を高める内容だ。『金融当局の動きに敏感な償還期限の短い国債は痛みに耐えている。』とブルームバーグ、債券トレーダーは語った。2年物国債利回りは10ポイント上げて0.65%と11年4月28日来の高水準を付けた。」と書いた。

米雇用統計を受けて、ドルが急反発、対ユーロで1ユーロ=1.2285ドル、対円で1ドル=121.41円で取引された。ユーロは対円で1ユーロ=149.10円で取引された。5日付けブルームバーグでRachelEans記者は『今回の統計は金融当局に2015年中、願わくは前半の利上げを検討するよう圧力を強めるはずだ。ドルは堅調な推移をつづけるだろう。』と為替ディーラー、レノンスーティング氏は見ている。本田悦郎内閣官房参与は『今の円相場は日本経済にとってプラスだ』との認識を示した」と書いた。

同じく5日付のブルームバーグで、CilverRenick記者は「雇用統計を受けて、NYダウは
前日比58ドル高、17,958ドル、小幅反発にとどまった。18,000ドルあと一歩に近づいたが、WTI相場が5年振りの安値、バレル65.84ドルへ下落した結果エネルギー株が売られ、相場全体は伸び悩んだ。『市場は経済が自立できるかどうか見極めようとしている。2ケ月前なら株価には悪材料だった。金融当局の流動性供給なしに経済が成長できると市場が考えるような領域に入った可能性がある』とマーケット、ストラテジスト、クリス・ギャフニー氏は話した。」と書いた。NY金相場はオンス1,190.10ドルへ下落した。

6日朝放送フィリピンABS-CBNは「台風22号が来週初め上陸で50万以上が避難した。」と伝えた。季節外れの超大型台風。高い海水温が原因。南極の氷溶解と連動している。(了)

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