(学校で教えてくれない経済学)
「週明け2日のNY市場は金融当局によるコロナウイルス対策に向けた救済策期待から株価は急騰した」と2日付けWSJ紙電子版は伝えた。2日づけロイター電子版は「2日NY市場でダウは26,703ドル、1,293ドル、5.1%高、ナスダック、8,952、4.5%高、S&P500、3,090、4.6%高と揃って値上がりした。安全資産として米債券が引き続き買われ、米10年債利回りが1.08%と過去最低水準まで下落した。ムニューシン米財務長官はホワイトハウス、トルドー経済担当補佐官とともに記者会見で米FRBに対してコロナウイルス感染拡大、米経済への深刻な打撃を抑えるための措置として思い切った緊急利下げを要請した。ドルが売られ、1ドル=108.29円、1ユーロ=120.49円、1英ポンド=138.16円で取引された。NY原油(WTI)はOPECが減産に向けてロシアと協調と伝えられバレル47.38ドルへ急速に値を戻した。NY金はオンス1,592.60ドルと小幅上げた。」と伝えた。
2日付けヤフーファイナンス電子版によれば「ダウ採用銘柄ではアップル、298ドル、9.3%高、一銘柄でダウを172ポイント押し上げた。ボーイング、289ドル、4.7%高、同96ポイント、ユナイテッドへルス、273ドル、7.1%高、同123ポイント、マイクロソフト、172ドル、6.7% 高、同73ポイント、VISA、192ドル、5.8%高、同71ポイント、個人消費関連ではウオルマート、115ドル、7.6%高、同55ポイント、住宅関連でホームデポ、229ドル、5.6%高、同82ポイント、金融関連ではゴールドマンサックス、4.3%高、同59ポイントダウを押し上げた。」と伝えた。一方、クルズ船、カーニバルは32.34ドルと3.6%安、アメリカン航空、18.38ドル、3.5%安と2008年高値から46%値下がりしている。ヤフーファイナンス電子版は「ドイツ銀行は2日、コロナウイルス感染拡大で株価はこの先さらに30%値下がりするとアナリスト予測を発表した。2日、フランクフルト、パリ市場はともに続落した。ロンドン、ローマは小幅戻した。アテネは6%値下がりした。」と伝えた。
2日のWSJ紙電子版は「①米国のコロナウイルス感染者で5人の死亡が確認された、②トルコが新たな移民受け入れ禁止措置を発表した、ギリシアとトルコ国境が閉鎖され子供が溺死した、③シリア、イドリブ県でロシア空爆で多くの一般市民が巻き込まれ犠牲者が出たと国連が2日発表した、④韓国でコロナウイルス感染者、同死者が増加。ある宗教団体のトップが土下座して謝罪した、⑤北朝鮮が2日、2個の飛翔物体を日本海向けて発射した」と伝えた。2日のNYタイムズ紙電子版は「①米大統領選挙,民主党予備選でブルームバーグ氏が3日に参戦する。沈黙を守っている貧民層救済にどのようなメッセージを出せるか注目される、②OPECは原油暴落で再びロシアに協調減産を呼び掛けた、③OECDはコロナウイルス感染拡大で2020年の当初予測を50%引き下げる可能性を示唆した」と伝えた。2日のロイター電は「2日発表の2月の米製造業景況観指数PMI改定値は50.7と昨年8月来最低、入荷遅延は1月の52.9から57.2へ増加した。コロナウイルスの米国経済への影響が懸念される。」と伝え、2月の米PMI統計は米国経済の先行きに警鐘を鳴らした。2日のNY市場ではパニック的な買い戻しが見られた。肝心のコロナさんは死滅していない。(了)
「週明け2日のNY市場は金融当局によるコロナウイルス対策に向けた救済策期待から株価は急騰した」と2日付けWSJ紙電子版は伝えた。2日づけロイター電子版は「2日NY市場でダウは26,703ドル、1,293ドル、5.1%高、ナスダック、8,952、4.5%高、S&P500、3,090、4.6%高と揃って値上がりした。安全資産として米債券が引き続き買われ、米10年債利回りが1.08%と過去最低水準まで下落した。ムニューシン米財務長官はホワイトハウス、トルドー経済担当補佐官とともに記者会見で米FRBに対してコロナウイルス感染拡大、米経済への深刻な打撃を抑えるための措置として思い切った緊急利下げを要請した。ドルが売られ、1ドル=108.29円、1ユーロ=120.49円、1英ポンド=138.16円で取引された。NY原油(WTI)はOPECが減産に向けてロシアと協調と伝えられバレル47.38ドルへ急速に値を戻した。NY金はオンス1,592.60ドルと小幅上げた。」と伝えた。
2日付けヤフーファイナンス電子版によれば「ダウ採用銘柄ではアップル、298ドル、9.3%高、一銘柄でダウを172ポイント押し上げた。ボーイング、289ドル、4.7%高、同96ポイント、ユナイテッドへルス、273ドル、7.1%高、同123ポイント、マイクロソフト、172ドル、6.7% 高、同73ポイント、VISA、192ドル、5.8%高、同71ポイント、個人消費関連ではウオルマート、115ドル、7.6%高、同55ポイント、住宅関連でホームデポ、229ドル、5.6%高、同82ポイント、金融関連ではゴールドマンサックス、4.3%高、同59ポイントダウを押し上げた。」と伝えた。一方、クルズ船、カーニバルは32.34ドルと3.6%安、アメリカン航空、18.38ドル、3.5%安と2008年高値から46%値下がりしている。ヤフーファイナンス電子版は「ドイツ銀行は2日、コロナウイルス感染拡大で株価はこの先さらに30%値下がりするとアナリスト予測を発表した。2日、フランクフルト、パリ市場はともに続落した。ロンドン、ローマは小幅戻した。アテネは6%値下がりした。」と伝えた。
2日のWSJ紙電子版は「①米国のコロナウイルス感染者で5人の死亡が確認された、②トルコが新たな移民受け入れ禁止措置を発表した、ギリシアとトルコ国境が閉鎖され子供が溺死した、③シリア、イドリブ県でロシア空爆で多くの一般市民が巻き込まれ犠牲者が出たと国連が2日発表した、④韓国でコロナウイルス感染者、同死者が増加。ある宗教団体のトップが土下座して謝罪した、⑤北朝鮮が2日、2個の飛翔物体を日本海向けて発射した」と伝えた。2日のNYタイムズ紙電子版は「①米大統領選挙,民主党予備選でブルームバーグ氏が3日に参戦する。沈黙を守っている貧民層救済にどのようなメッセージを出せるか注目される、②OPECは原油暴落で再びロシアに協調減産を呼び掛けた、③OECDはコロナウイルス感染拡大で2020年の当初予測を50%引き下げる可能性を示唆した」と伝えた。2日のロイター電は「2日発表の2月の米製造業景況観指数PMI改定値は50.7と昨年8月来最低、入荷遅延は1月の52.9から57.2へ増加した。コロナウイルスの米国経済への影響が懸念される。」と伝え、2月の米PMI統計は米国経済の先行きに警鐘を鳴らした。2日のNY市場ではパニック的な買い戻しが見られた。肝心のコロナさんは死滅していない。(了)