ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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2月、米雇用者数、27万3,000人増加、米失業率3.5%へ減少と米労働省発表を無視、コロナ感染拡大懸念で欧米株価続落、NY原油バレル41ドル台に急落とロイタ‐電(学校で教えてくれない経済学)

2020-03-07 12:55:05 | 経済学
「NY州でコロナウイルス感染者数が22人へ増加したと6日新たに確認された。さらにサンフランシスコ港に停泊中のクルーズ船、乗客乗員2,600人定員の船、カーニバル傘下の
グランド・プリンセス号で2名の感染が確認された。一方、2月の米雇用者数が予想の16万増を大幅に上回る27万3,000人増、失業率も1月の3.6%から3.5%へ低下したと発表した。本来なら米経済にとって好材料である。ところが6日のNY市場では、ダウ、256ドル、1.0%安、25,864ドルと続落した。ハイテク株指数のナスダック、8,575,1.9%安、S&P500、2,972、1.9%安と揃って値下がりした。雇用統計はコロナ感染拡大前の過去の数字、コロナの影響はこれから出てくると雇用増加を市場は無視した。」と6日のロイター電は伝えた。

「安全資産として米債券に買いが殺到した。10年物米国債利回りは年0.66%へ過去最低を記録した。ドルが対ユーロ、対円ともに売られた。対円では1ドル=105.36円、1ユーロ=118.94円。1英ポンド=137.38円で取引された。ドルは対円で1ドル=105円割れ寸前まで売られたが株価が取引終了にかけて持ち直したためドルは小幅買い戻されたがドルの上値は重たい。一方、6日のNY原油(WTI)がバレル41.61ドルへ前日比9.4%急落した。
NY原油(WTI)は年初、中東危機をはやして、一時、同62ドル台まで急騰していた。2ケ月の間に20ドル幅、33%下げたことになる。新型肺炎コロナウイルス感染者数が6日、10万人を突破したと6日、WHOが発表した。中国での感染者数は8万を超えて圧倒的多数であるが感染者増加数が落ち着いてきた一方中国以外の56の国と地域で感染者数が増加していることを材料に、世界的に原油需要が大幅に減少すると見て売りが加速。一方、安全資産として買われた結果、NY金はオンス1,674.35ドルと小幅上げた。」とロイター電は伝えた。

「6日の欧州株価指数は、ロンドン、6,462ポイント、3.6%安,フランクフルト、11,547、3.4%安、ローマ、20,799、5.0%安、パリ、5,139、4.1%値下がりした。イタリアでの感染拡大に加えて欧州その他国での感染者増加による。バチカンで1名新たに感染者が確認された。米政策金利が前倒しで0.5%下げ実施、追加利下げが取り沙汰されている。そのため特に金融株が大きく下げた。原油急落で資源株も下げた。」と6日のロイター電は伝えた。

6日付けのヤフーファイナンス電子版は「6日、NYダウは256ポイント値下がりした。アップル、289ドル、1.3%安と小幅下げにとどまった。金融株のJPモルガン、108ドル、5.2% 安、同39ポイント押し下げ。ゴールドマンサックス、192ドル、3.0%安、同40ポイント押し下げ。米住宅ローン金利指標の30年物米債利回りが過去最低に低下したがコロナウイルス感染拡大懸念から住宅関連銘柄のホームデポ、228ドル、2.7%安、ダウ指数を42ポイント押し下げた。その他グーグル、1.6%安、フエイスブック、2.2%安、アリババ、3.1%とさげ、ナスダック指数を押し下げた。一方、カーニバル傘下のグランド・プリンセス号で集団感染懸念が出て、カーニバルの株価は27ドルと2.6%続落した。」と伝えた。株価動向をウオッチしていると下手な専門家と称する方の解説より余程分かりやすい。(了)

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