（学校で教えてくれない経済学）
「週明けのNY市場は、株が反発、ムニューシン米財務長官が「コロナ危機は数週間以内に抑え込むことが出来る」と発言、米政府がコロナ救済策に本腰を入れる」と発言したことが株価を支えた。一方、原油が18年来の安値、バレル20ドルで取引を終えた。プーチン大統領が「米ロ二国間で原油問題を来週早々に協議を始めることでトランプ大統領と合意した」と語ったと伝えられたあと小幅戻した。」と30日、WSJ紙電子版は伝えた。ブルームバーグ電子版は「ジョンソン&ジョンソンがコロナウイルスワクチン候補を発表、8%高、相場をリード、30日、ダウは22,327ドル、690ドル、3.2%高で取引を終えた。一方、NY原油（WTI）が急落、一時、バレル19ドル割れ寸前まで値下がりした。」と伝えた。
WSJ紙は「中国からの借金が公式データで2,000億ドルを超えた。実際の借入額は公表数字を超えているとみられる。中国政府が資金回収を始めたため多くの開発途上国が悲鳴を上げている。」と伝えた。30日、NYタイムズ電子版は「Macy,GAP米大手小売りがロックダウン（都市封鎖）の影響で従業員の大部分を確保できない深刻な事態に直面している。コロナウイルスの感染者拡大懸念からロックダウンにより影響は中小を巻き込み米小売り全体に拡大する懸念が出てきた。」と伝えた。30日、ワシントンポスト（WP）紙電子版は「米国のコロナ感染者数が世界で5人に1人以上まで拡大した。トランプ米大統領はロックダウン（都市閉鎖）を強行、国を乗っ取ろうとしている。」と書いた。
30日、ロイター通信電子版は「30日、NYダウは690ドル、3.2%高、22,327ドル、ナスダック、7,774、3.6%高、S&P500,2,626,3.4%高で取引を終えた。へルスケア株が買われ相場をリードした。一方、ボーイングは続落、6.0%安、152ドル、ダウ指数を１銘柄で65ポイント押し下げた。自宅待機、都市封鎖により甚大な被害が既に出ているユナイテッド航空株は30.16ドルと8.2%値下がりした。一方、クルーズ船業界に大きな被害が出ている。業界代表のカーニバル株は12.76ドル、11.5%安で取引を終えた。昨年末高値60ドルから80%以上値下がりした。」と伝えた。
ロイター電は「恐怖指数VIXは57.08％へ12.9%下げた。米国債が安全資産として引き続き買われ、10年物米債の利回りは0.67%へ下落した。NY外為市場ではドルは売り買い交錯、1ドル＝107.82円、1ユーロ＝119.17円、1英ポンド＝133.69円で取引された。一方、NY原油相場がロックダウン、自宅待機、コロナ感染世界的拡大懸念から世界の石油需要が大きく落ち込む。原油需要の大半は輸送用燃料に使われるため人、モノの移動が封鎖されると甚大な被害を被る。米銀行バンカメは30日、4~6期の世界の石油消費は1,200万バレル/日量、通年では450万バレル/日量減少する。WTI,ブレント共4月はバレル20ドルを割り込む。通年でWTI同32ドル、北海ブレント同45ドル、来年はWTI,同42ドル、ブレント同45ドルとの予測を発表した。NY金はオンス1，643.70ドル小幅安」と伝えた。世の中コロナ1点で狂奔している。左目でコロナ、右目で原油を見ながら運転して欲しい。（了）
「週明けのNY市場は、株が反発、ムニューシン米財務長官が「コロナ危機は数週間以内に抑え込むことが出来る」と発言、米政府がコロナ救済策に本腰を入れる」と発言したことが株価を支えた。一方、原油が18年来の安値、バレル20ドルで取引を終えた。プーチン大統領が「米ロ二国間で原油問題を来週早々に協議を始めることでトランプ大統領と合意した」と語ったと伝えられたあと小幅戻した。」と30日、WSJ紙電子版は伝えた。ブルームバーグ電子版は「ジョンソン&ジョンソンがコロナウイルスワクチン候補を発表、8%高、相場をリード、30日、ダウは22,327ドル、690ドル、3.2%高で取引を終えた。一方、NY原油（WTI）が急落、一時、バレル19ドル割れ寸前まで値下がりした。」と伝えた。
WSJ紙は「中国からの借金が公式データで2,000億ドルを超えた。実際の借入額は公表数字を超えているとみられる。中国政府が資金回収を始めたため多くの開発途上国が悲鳴を上げている。」と伝えた。30日、NYタイムズ電子版は「Macy,GAP米大手小売りがロックダウン（都市封鎖）の影響で従業員の大部分を確保できない深刻な事態に直面している。コロナウイルスの感染者拡大懸念からロックダウンにより影響は中小を巻き込み米小売り全体に拡大する懸念が出てきた。」と伝えた。30日、ワシントンポスト（WP）紙電子版は「米国のコロナ感染者数が世界で5人に1人以上まで拡大した。トランプ米大統領はロックダウン（都市閉鎖）を強行、国を乗っ取ろうとしている。」と書いた。
30日、ロイター通信電子版は「30日、NYダウは690ドル、3.2%高、22,327ドル、ナスダック、7,774、3.6%高、S&P500,2,626,3.4%高で取引を終えた。へルスケア株が買われ相場をリードした。一方、ボーイングは続落、6.0%安、152ドル、ダウ指数を１銘柄で65ポイント押し下げた。自宅待機、都市封鎖により甚大な被害が既に出ているユナイテッド航空株は30.16ドルと8.2%値下がりした。一方、クルーズ船業界に大きな被害が出ている。業界代表のカーニバル株は12.76ドル、11.5%安で取引を終えた。昨年末高値60ドルから80%以上値下がりした。」と伝えた。
ロイター電は「恐怖指数VIXは57.08％へ12.9%下げた。米国債が安全資産として引き続き買われ、10年物米債の利回りは0.67%へ下落した。NY外為市場ではドルは売り買い交錯、1ドル＝107.82円、1ユーロ＝119.17円、1英ポンド＝133.69円で取引された。一方、NY原油相場がロックダウン、自宅待機、コロナ感染世界的拡大懸念から世界の石油需要が大きく落ち込む。原油需要の大半は輸送用燃料に使われるため人、モノの移動が封鎖されると甚大な被害を被る。米銀行バンカメは30日、4~6期の世界の石油消費は1,200万バレル/日量、通年では450万バレル/日量減少する。WTI,ブレント共4月はバレル20ドルを割り込む。通年でWTI同32ドル、北海ブレント同45ドル、来年はWTI,同42ドル、ブレント同45ドルとの予測を発表した。NY金はオンス1，643.70ドル小幅安」と伝えた。世の中コロナ1点で狂奔している。左目でコロナ、右目で原油を見ながら運転して欲しい。（了）
