おなじみS病院玄関ホール風景
江嵜企画代表・Ken
おなじみ神鋼記念病院玄関ホール風景をスケッチした。ほぼ週1のペースで皮膚科に通院している。そのため当欄でも当院玄関ホール風景は複数回紹介した。
当院玄関ホールは病院という印象は全くない。正面にステンドグラスが目に飛び込んでくる。絵心を大いに刺激されるので、つい,つい、スケッブックを取り出してしまう。この日はボールペンでスケッチ、自宅で軽く彩色した。
当玄関ホールでは今年も2月16日にコンサートが開かれた。例年年2回、患者さんとその家族が演奏会を楽しむ機会に恵まれている。
当院入り口に礎石があり、神戸製鋼所創業当時の跡地に建てられたとある。当院のアクセスはJR灘駅から徒歩10分、阪神岩屋駅から同12,3分程度で着くので不便は感じない。
ここ1年、複数の病院のお世話になった。午後は人数は減るが、午前は当院に限らず空いているという印象は全くない。
日本で肺結核に年間1万5,000人が発病し、2,200人が死亡しているといわれる。ワクチンがない。治療薬が開発されていないこの度の新型肺炎コロナウウイルスはもちろん怖い。しかし、通常の肺炎で命を落とす人は圧倒的に多く、全く油断ならない。
時に新型肺炎コロナウイルスの感染者は3月15日現在、世界全体で14万人を超えた。日本ではクルーズ船関係を含めても、楽観は当然ながら出来ないが、感染者数は1,500人強にとどまっている。
日本で新型肺炎コロナウイルスの感染拡大が進んだのは「早期」に「徹底」という重大なポイントが欠落していたためウイルス「封じ込め」に後れを取ったと指摘されている。県別の感染者数や最初の感染者が出た後の自治体の対応によってその後の感染者数に差が出たという指摘もある。
今回のコロナウイルスの世界的な感染拡大で世界経済に既に甚大な影響が出ている。16日朝のNHKニュースでは米FRBが政策金利を1.0%下げ年0%から0.15%へのひきさげを決めた。外為市場ではドル安・円高が進み、1ドル=106円台に円高が進んだ。
個々の問題としては、60歳以上の感染者は特に注意が必要だと専門家は指摘している。まず風邪をひかないこと。免疫力をつけることが大事なようだ。
命あってのものだね。個人一人一人が自己管理を徹底して未曽有の国難を乗り切りたい。(了)