米NY州で新たにコロナウイルス感染者数増加が伝えられるたびごとに株価が下落、5日のNY株式市場はほぼ全面安の展開となった。5日、NYダウは969ドル、3.6%安の26,121ドル、ナスダックは3.1%安の8,738、S&P500は3.4%安の3,023と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは39.58と23.7%上昇、安全資産として債券が買われ、10年債米債券の利回りは0.93% へ続落した。NY外為市場ではドルが続落、対円で一時、1ドル=105円台をつけた。あと戻して1ドル=106.03円で取引を終えた。対ユーロ,対英ポンドでは、1ユーロ=119.11円、1英ポンド=137.48円と小幅の値動きだった。NY原油(WTI)は世界需要減退懸念から続落、バレル45.98ドルと前日比2.7%安、一方、NY金は安全資産として買い直されオンス1,670.00ドルへ2.0%高と続伸したと5日付ロイター電は伝えた。
5日付けのヤフーファイナス電子版による個別銘柄の動きはいかのとうり。「アップル、292ドル、3.2%安、この日のダウ平均下げ969ポイント下げの内66ポイント下げた。ボーイングは260ドル、8.0%安、一銘柄でダウを154ポイント押し下げた。金融株のJPモルガン,
113ドル、4.9%安、同39ポイント、ゴールドマン、198ドル、4.8%安、同67ポイント、消費関連でマクドナルド、198ドル、4.2%安、同59ポイント押し下げた。観光資源株のウオルトディズニー、113ドル、4.4%安、同35ポイント、じぅうたく関連のホームデポ、234ドル、2.6%安、同49ポイント押し下げた」と伝えた。
5日、ロイター電子版は「国際航空輸送協会(IATA)は2020年の航空会社の収益は年間で630億ドル、前年比11%減少すると発表した。その内、中国企業の航空会社は222億ドルと最も多く、日本は53億ドル減少する。5日、NY市場で航空会社株が大きく値下がりした。アメリカン航空、16ドル、13.4%安、デルタ航空、44ドル、7.3%、ユナイテッド航空は1,004ドルと一時、8.9%安まであった。アメリカンは年初30ドルからほぼ半値、デルタは同60ドルから40%値下がり、ユナイテッドは同1,400ドルからほぼ30%%値を下げた。」と伝えた。一方、問題を起こしたクルーズ船ダイヤモンドプリンセスの親会社、カーニバルの5日の株価は27ドル、14.4%急落した。直近高値の50ドルから70%以上下げたことになり、市場が厳しく審判したことを示している。
5日のNYタイムズ紙電子版は「世界の航空会社は2020年、最大で1,130億ドル(約12兆円)の減収見込みであると民間の機関である国際航空輸送協会が発表した。世界の航空会社はボーイングで十分手痛い打撃を受けていたが、今回の新型肺炎コロナウイルが追い打ちをかけた」と書いた。5日のワシントンポスト紙は「スーパーチューズデーでバイデンが勝利した州は全て2016年大統領選挙で民主党候補のクリントン氏が勝利した州だ。」と伝えた。バイデン氏はオバマ政権で副大統領を務めていた。バイデン氏はスーパーチューズデーでの2020年米大統領選民主党予備選でカムバックしたが黒人票の存在が大きい。誰が民主党候補になるかは不確かだが最終トランプ氏との争いにも黒人票がカギを握りそうだ。(了)
5日付けのヤフーファイナス電子版による個別銘柄の動きはいかのとうり。「アップル、292ドル、3.2%安、この日のダウ平均下げ969ポイント下げの内66ポイント下げた。ボーイングは260ドル、8.0%安、一銘柄でダウを154ポイント押し下げた。金融株のJPモルガン,
113ドル、4.9%安、同39ポイント、ゴールドマン、198ドル、4.8%安、同67ポイント、消費関連でマクドナルド、198ドル、4.2%安、同59ポイント押し下げた。観光資源株のウオルトディズニー、113ドル、4.4%安、同35ポイント、じぅうたく関連のホームデポ、234ドル、2.6%安、同49ポイント押し下げた」と伝えた。
5日、ロイター電子版は「国際航空輸送協会(IATA)は2020年の航空会社の収益は年間で630億ドル、前年比11%減少すると発表した。その内、中国企業の航空会社は222億ドルと最も多く、日本は53億ドル減少する。5日、NY市場で航空会社株が大きく値下がりした。アメリカン航空、16ドル、13.4%安、デルタ航空、44ドル、7.3%、ユナイテッド航空は1,004ドルと一時、8.9%安まであった。アメリカンは年初30ドルからほぼ半値、デルタは同60ドルから40%値下がり、ユナイテッドは同1,400ドルからほぼ30%%値を下げた。」と伝えた。一方、問題を起こしたクルーズ船ダイヤモンドプリンセスの親会社、カーニバルの5日の株価は27ドル、14.4%急落した。直近高値の50ドルから70%以上下げたことになり、市場が厳しく審判したことを示している。
5日のNYタイムズ紙電子版は「世界の航空会社は2020年、最大で1,130億ドル(約12兆円)の減収見込みであると民間の機関である国際航空輸送協会が発表した。世界の航空会社はボーイングで十分手痛い打撃を受けていたが、今回の新型肺炎コロナウイルが追い打ちをかけた」と書いた。5日のワシントンポスト紙は「スーパーチューズデーでバイデンが勝利した州は全て2016年大統領選挙で民主党候補のクリントン氏が勝利した州だ。」と伝えた。バイデン氏はオバマ政権で副大統領を務めていた。バイデン氏はスーパーチューズデーでの2020年米大統領選民主党予備選でカムバックしたが黒人票の存在が大きい。誰が民主党候補になるかは不確かだが最終トランプ氏との争いにも黒人票がカギを握りそうだ。(了)