ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ぐらつく:どうすればぐらつきが止まるのか(1/24の臨床実践塾の準備)

2021-01-18 11:59:46 | 診断即治療と虹彩学
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この忍者のように重心安定していることが大切です



70代80代になると、ぐらつく人が多い。
それは、ラクナ梗塞も考えられるのですが、どうもそれだけではないようです。
と言うのは、先日スタッフと二人で、立位で、前後左右の安定力をテストして、1点を刺激すると、重心が安定することがわかったからです。

七星論での「頭七」を使うと、ある程度安定することはわかっていたのですが、他人に前後左右から押してもらって、それでも安定していられるか、ということ考えたのです。
スタッフと実験した時は、7割程度の安定力を確認して、「残りは宿題」にしました。

「宿題」と聞くと、いや~な気分になる方もいると思います。(^_^;)
しかし、仕事じゃなくて、研究と考えると、楽しいいものです。

スタッフと実験をした翌日、アスリートの方が患者さんを連れてきましたので、
「スポーツには重心安定が大切だと思いますが、面白い実験があるんですよ。やってみます?」と訊ねると、

「やりたいですね。いいんですか? 今ですか?」と、かなり乗り気でしたので、

「ええ、今ですよ。3~5分でできる実験ですから」と実験をすることにしました。

まず前後から体を押し、次に左右から押してみます。
こちらの方は、アスリートと言うより、スポーツを教えている方ですので、前後左右から押してもあまりぐらつかないのです。

しかし、さすがに前から押すと、少し安定力に欠けていました。
そこで、私の指で足に刺激を入れ、再度押してみると、先ほどより安定していました。
若い方なので、大きな変化は見られませんでしたが、

「これはいける!」と思いました。

もう一つ面白いのに、七星論で手根にある関節に配置した「三焦」です。
これもスタッフとテストをしました。

「腕を耳に付けるように挙げてみて!」と言うと、左右の腕を交互に挙げて

「こうですか?」と言います。

「あれ? 右腕が少し挙がり難い?」と聞くと、

「そうですね」と答えます。

「じゃ~、手の甲を貸してみて」と、手の甲を指で押しました。

「はい。もう一回腕が耳に着くように挙げてみて」と言うと、腕を挙げて

「おおー! 軽いです。さっきまで少しひっ掛かる感じがあったのですが、スムーズになりました」と言っていました。

「ふっ、ふっ、ふ。面白いやろー。これはすぐに使えるので、使うことにしようか」

と、臨床でもこのツボ「三焦」を使うことにしました。
さらに面白いことには、手根関節三焦への刺激で、下肢も安定してくることがわかったのです。

「ほんと?」と思う方は、いろいろ考えながら実験してみてください。

七星論での手根骨の関節にある「三焦」です。

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