ワクチン接種遅れ、まちまちの米経済指数などを受けて週明け25日、NYダウは一時400ドル以上下げたがハイテク企業決算を控えて引けにかけて買い戻されほぼ横ばい,37ドル安、30,959ドルで取引を終えた。S&P500, 3,855,0.4%高、ナスダック、13,635,0.7%高といずれも過去最高値を更新した。恐怖指数VIX、23.49、7.2%増、米10年債利回り、1.033,5.3%下落した。NY外為市場では1ドル=103.77円、1ユーロ=125.98円、1英ポンド=141.86円で取引された。NY原油(WTI)はバレル52.80ドル、北海ブレント、同55.70ドル小幅高、NY金はオンス1,854.40ドルと小幅に下げた。個別銘柄ではアップル、142.92ドル、2.8%高、ダウを25ポイント押し上げ、マイクロソフト、229.53ドル、1.6%高、同23押し上げた。一方、ゴールドマンサックス、283.04ドル、2.2%安、ダウを41押し下げた。ナスダックではテスラ、880.80ドル、2.8%高と決算発表を控えて期待感から買われたとロイター電子版は伝えた。
ロイター電によればワクチン接種遅れに関連して①ワクチン注射(シリンジ)メーカー,べクトンデッキントンは「ワクチン1瓶で5回接種を6回に増やせば供給不足を20%緩和できる。しかし、即対応はむつかしい」と発表した、②ILO(世界労働機関)は2020年、パンデミックで世界の労働時間が前年比8.8%減少した。労働所得は同8.3%減少した。労働減少は21年、22年と継続する。特に女性、若年層が影響を受けた。業種では食品サービス、小売り、製造業が打撃を受けた。」と伝えた。25日、NYタイムズ電子版はモデルナは英変異ウイルスには有効である。しかし、南アフリカ変異ウイルスには効果が少ないことを認めたと伝えた。WSJは米司法省は2020年米大統領選挙でバイデン候補勝利転覆に関わった関係者の調査を開始したと伝えた。
ゼネカ
26日朝放送のNHK/BSワールドニュースで米ABCは「米国は今、新型コロナ感染者は毎秒1一人、死亡者は30秒に1人の割合で増える深刻な状況が続いている。米22州で感染化率が高い英型変異ウイルスが確認された。そこへワクチン不足が出て来ている。ジョンソン&ジョンソンがFDA(米国食品医薬局)への申請が許可されれば米国で第三番目のワクチン供給メーカーに期待できる。ワクチンス不足にはマスク、手洗い、うがい励行を呼びかける以外ない。」と伝えた。ドイツZDFは「EUはワクチン接種が当初予定より大幅遅れが出ている。アストラゼネカが当初の約束8,000万本が3,500万と60%少ない。EUは特別予算を付けて対応した。ワクチン接種場所も不足している。米国ではウオルマートとアマゾンが接種場所提供を申し出た。ウオルマートの敷地が提供されれば冷凍設備もありワクチン接種の遅れを緩和できる」と伝えた。英BBCは「ジョンソン英首相は「新型コロナ感染者数は減少して来ているがイースターを控えている。学校再開は当面見送る」と語った。800万人の児童生徒が自宅でのオンライン授業の長期化により様々な影響が懸念される。英国の25日の新規感染者数は22,195人と減少している。ジョンソン首相は規制を緩和すれば再び感染者、死亡者が増加に転ずるとの見方を変えていない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「国連NCTADが2020年世界投資額で中国向けが1.630億ドル、前年比4%増、米国向けが1,340億ドル(同42%減)と中国が米国を抜いた。中国投資ではアディダスやテスラの投資が目立つ。」と伝えた。韓国KBSは「文大統領は7,600万回分のワクチンを確保すると語った。モデルナに加えてアストラゼネカに手配済実」と語った。一方、メルクはコロナワクチン開発から撤退すると発表したと欧米メディアが伝えた。既にワクチンを接種した人は人口100人当たりはイスラエル44.2、UAE26が突出しているが米国は6.6人と低い。日本は25日の国会で2月末には接種開始と菅首相は答弁していた。日本ではワクチンが政治の争点にならないのか国会での質疑応答でも緊迫感が全く感じられない。(了)
ロイター電によればワクチン接種遅れに関連して①ワクチン注射(シリンジ)メーカー,べクトンデッキントンは「ワクチン1瓶で5回接種を6回に増やせば供給不足を20%緩和できる。しかし、即対応はむつかしい」と発表した、②ILO(世界労働機関)は2020年、パンデミックで世界の労働時間が前年比8.8%減少した。労働所得は同8.3%減少した。労働減少は21年、22年と継続する。特に女性、若年層が影響を受けた。業種では食品サービス、小売り、製造業が打撃を受けた。」と伝えた。25日、NYタイムズ電子版はモデルナは英変異ウイルスには有効である。しかし、南アフリカ変異ウイルスには効果が少ないことを認めたと伝えた。WSJは米司法省は2020年米大統領選挙でバイデン候補勝利転覆に関わった関係者の調査を開始したと伝えた。
ゼネカ
26日朝放送のNHK/BSワールドニュースで米ABCは「米国は今、新型コロナ感染者は毎秒1一人、死亡者は30秒に1人の割合で増える深刻な状況が続いている。米22州で感染化率が高い英型変異ウイルスが確認された。そこへワクチン不足が出て来ている。ジョンソン&ジョンソンがFDA(米国食品医薬局)への申請が許可されれば米国で第三番目のワクチン供給メーカーに期待できる。ワクチンス不足にはマスク、手洗い、うがい励行を呼びかける以外ない。」と伝えた。ドイツZDFは「EUはワクチン接種が当初予定より大幅遅れが出ている。アストラゼネカが当初の約束8,000万本が3,500万と60%少ない。EUは特別予算を付けて対応した。ワクチン接種場所も不足している。米国ではウオルマートとアマゾンが接種場所提供を申し出た。ウオルマートの敷地が提供されれば冷凍設備もありワクチン接種の遅れを緩和できる」と伝えた。英BBCは「ジョンソン英首相は「新型コロナ感染者数は減少して来ているがイースターを控えている。学校再開は当面見送る」と語った。800万人の児童生徒が自宅でのオンライン授業の長期化により様々な影響が懸念される。英国の25日の新規感染者数は22,195人と減少している。ジョンソン首相は規制を緩和すれば再び感染者、死亡者が増加に転ずるとの見方を変えていない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「国連NCTADが2020年世界投資額で中国向けが1.630億ドル、前年比4%増、米国向けが1,340億ドル(同42%減)と中国が米国を抜いた。中国投資ではアディダスやテスラの投資が目立つ。」と伝えた。韓国KBSは「文大統領は7,600万回分のワクチンを確保すると語った。モデルナに加えてアストラゼネカに手配済実」と語った。一方、メルクはコロナワクチン開発から撤退すると発表したと欧米メディアが伝えた。既にワクチンを接種した人は人口100人当たりはイスラエル44.2、UAE26が突出しているが米国は6.6人と低い。日本は25日の国会で2月末には接種開始と菅首相は答弁していた。日本ではワクチンが政治の争点にならないのか国会での質疑応答でも緊迫感が全く感じられない。(了)