ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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変異ウイルスによる感染拡大が続き、NY株全般様子見、一方、WHO,ライアン統括責任者は「五輪開催の是非は科学的根拠やその点の危険性に基き判断すべきだ」と語ったとブルームバーグ電子版

2021-01-23 11:05:12 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「ジョンソン英首相は22日「変異ウイルスは通常のコロナウイルスより致死率が20~30%高いようだ。3度目のロックダウン(都市封鎖)は夏まで継続する可能性がある。」と22日の記者会見で語った。「あなたは夏の旅行はどうするのか?」と聞かれた同席したパテル英内相は「自宅に留まるようにする」と答えた。」と22日、ブルームバーグ電子版は伝えた。ブルームバーグ電子版は「WHOを統括するライアン氏は22日「五輪開催の是非は科学的根拠やその点での危険性に基き判断しなければならない」と語った」と伝えた。

23日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国の新型コロナウイルスの感染者数は三度目のロックダウンの効果と思われるが減少傾向にあるが。高止まりしている。ただ、死亡率は変異ウイルスのためにロックダウンン以降も増加している。ワクチン接種は進んでいるがワクチン接種により感染拡大を抑えたか死亡率を下げたかについては結論は出ていないと感染症の専門家は見ている。」と伝えた。ドイツZDFは「22日の過去24時間での1日当たりの新型コロナ感染者数は17,862人と前日比4,500人減少した。ただ、死者数は859人と減少していない。ICU患者数は4,768人へここ1週間で1,000人増えた。変異ウイルスが猛威を奮っている。ワクチン接種に万全を期している。EUは感染拡大を抑えるため国境閉鎖を検討していたが閉鎖しないことに決まった。」とウイラー保健相は記者会見で語った。」と伝えた。ドイツZDFは「ブラジルのマナウスで感染者、死亡者が急増している。過去1ケ月で死亡者数は10倍になった。酸素ボンベを求めて長い行列が出来ている。ウイルスに警戒しない大統領に国民の批判が爆発している。と伝えた。23日朝放送のロシアTVは「バイデン米大大統領は米露の新戦略兵器削減条約の5年延長を決めた。プーチン大統領はかねてから同条約の1年延長をアメリカに表明していた。ロアアとアメリカ2国だけでは効果はないとのロシアの立場は変わらない。在米ロシア大使と米国務長官が23日に会談を予定している。」と伝えた。

22日のNY市場でダウは30,996ドル、179ドル、0.6%安、S&P500、3,841,0.3%安(週間で1.0%高)、ナスダック、13,543、0.1%高(週間で4.2%高)で取引を終えた。個別銘柄ではダウではIBM,118.61ドル、9.9%安、ダウを85ポイント押し下げ、インテル、56.66ドル、9.3%安、同38押し下げた。ナスダックでは前日上げたネットフリックス、565.17ドル、2.5%安、アマゾン、3,292.23ドル、0.5%安、一方、テスラ、845.64ドル、0.2%高とほぼ横ばい、ツイッター、48.06ドル、2.0%高だった。恐怖指数VIX、21.91,2.8%増、米10年債利回りは1.086%、1.9%下落した。NY外為では1ドル=103.75円とドルに買い戻し。1ユーロ=126.30円、英ポンド=141.96円。英ポンドはジョンソン英首相の変異ウイルス脅威発言で対ドルで0.3%下落した。NY原油(WTI)はバレル51.99ドル、2.2%安、北海ブレント、同55.09ドル、1.8%安、米石油在庫増加を材料に売られた。NY金はオンス1,855.30ドルと0.6%安で取引を終えた。

火のないところに煙は立たない。たかが「ワールドニュース」と言うなかれといつも思いながらパソコンを一人叩いている。書き残しておけば思がけない方からインターネットで見たよと便りをいただくといっぺんに元気が出る。経済も政治も人の健康も根っこは同じではなかろうか。「病気の兆候(Indication)は必ず何らかの形で前もって出ている。突然命を落とすことはない。」と専門医は口にされる。新型コロナウイルス感染が中国武漢発と伝えられて1年が経過した。今もって解決のめどすら立っていないことが今朝のジョンソン英首相の発言が教えている。ワクチンが必ずしも万能でないことも縷々伝えられる。風邪は万病の元とご先祖さんは申し伝えて来た。コロナであれなんであれ正しく怖れることを肝に銘じてまずはコロナ騒動を乗り切りたい。(了)

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