「中国での新型コロナ感染状況に関する十分情報が得られないなか中国は1月8日から感染対策緩和を発表した。米、インド、日本、イタリアは中国からの入国検査強化を発表した。
一方、EUはイタリアが規制強化をＥU委員会に求めたが拒否された。ドイツ、フランスなどが規制に反対した。②ロシアがミサイル及びドローン攻撃を継続している。ラブロフ露外相は「ウクライナに和平交渉の準備が出来ていない。」と語った。」と29日、NYタイムズ電子版が伝えた。29日、WSJ紙電子版は「29日、NY株式市場では、ハイテク株中心に押し目買いが入り、株価3指標共に反発した。ただ、年間通してみれば2008年来最悪のパフオーマンスで終る。テスラ株が続伸した。」と伝えた。29日、ブルームバーグ電子版は「EUは中国人の入国規制に反対した。アメリカ、日本、タイは入国規制強化を発表した。WHOパドレス事務局長は「中国から具体的な情報が得られていない。対中国で規制強化の動きに理解できると語った。」と伝えた。
29日、NY市場でダウは33,220ドル、345ドル、1.05%高、S&P500は 3,849と66ポイント、1.75%高、ナスダックは10,478と264ポイント、2.59%値上がりした。個別銘柄ではマイクロソフトが241.01ドル、2.76%高、1銘柄でダウを42ポイント押し上げた。アップルは129.61ドル、2.83%高、ダウを23ポイント押し上げた。ホームデポは320.41ドル、4.8%高、ダウを30押し上げた。テスラが121.82ドルと8.08%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは21.44と3.16%低下した。米10年債利回りは3.820%と1.69%低下した。NY外為市場では1ドル=132.99円、1ユーロ=141.75円、1英ポンド=160.18円と小幅の動きにとどまった。NY原油（WTI）はバレル78.71ドル、0.32%安、北海ブレントは同82.37ドル、1.07%安で取引された。年間ベースでは5%値上りした。「2023年は中国でのコロナ感染状況に左右されるが中国でコロナ規制解除が進めば原油需要は拡大すると専門家は見ている。」と29日ブルームバーグ電子版は伝えた。NY金はオンス1，821.90ドル、0.34%高、ビットコインは1万6,616ドル、0.42%値上りした。
NHK/BS「ワールドニュース」はお休み。30日、NHK地上波の朝の放送で人材サービスセンターのリクルートのまとめで「50歳以上の中高年の転職が増加している。若年層の人手不足を補う一方、特に経験や能力を評価する動きが背景にある。」と伝えた。2021年度年間で2017年度比で、転職者数が、50~64歳で5.61倍となった。人材不足の深刻化と多くの企業事業者が多様な人材を求めている。業種別では総合電機、半導体、電子部品が21.8%、情報産業が13.1%を占めて多い。「職種」が同じでも「異業種」への転職が8.3倍だった。日本全体で40代以下の労働力が減少している。次の世代のリーダー、管理職がいない。多くの事業者がビネスモデルを変えようとしている。「スキルを評価する」動きが進んでいる。」などと紹介していた。今朝のNHKニュースによると「29日、日本での新型コロナ死者数が420人と過去最多を記録した。感染者数は19万2，063人と報じた。日本は新型コロナを普通の風邪並みの「第5類」へ移行を検討している。2022年もあと1日で終わる。（了）
