ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株、週明け米CPIデータ待ち、FOMCのあとのパウエル発言警戒して下げる、一方、韓国の訪日観光客急増で金浦・羽田便、週84便へコロナ禍以前の水準に復帰と韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2022-12-10 11:29:01 | 経済学
「11月のミシガン大学消費者信頼感指数が10月の56.8%から増加の59.1(予想;56.9)と9日発表された。13日の米FOMCのあとパウエルFRB議長の記者会見を予定している。一方、同日発表された11月の米生産者物価指数(PPI)が10月確定値0.5%増から0.3%増へ低下した。来年に入っても利上げ継続、利上げに伴う米景気悪化懸念から9日のNY株は3指標揃って値下がりした。」と9日、WSJ紙電子版が伝えた。9日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「米下院は8日、2023年度の米国防予算が台湾への軍事支援100億ドル含む過去最大の8,580億ドル(約11.7兆円)で可決した。②中国ではゼロコロナ規制緩和に伴い、感染者数増加が見こまれ、医薬品、医療体制が対応しきれない懸念が出ている。」と伝えた。

週末9日、NY市場でダウは33,476ドル、305ドル、0.90%安、S&P500は3,934と29ポイント、0.73%安、ナスダックは11,004と77ポイント、0.70%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは22.83と2.42%上昇した。米10年債利回りは3.586と2.65%上昇した。NY外為市場では1ドル=136.59円、0.03%高 、1ユーロ=143.85円、0.23%安、1英ポンド=167.43円、0.24%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル71.59ドル、0.18%高、北海ブレント、同76.70ドル、0.72%高 で取引された。WTIは一時70.08ドル迄値下がりした。NY金はオンス1,809.40ドル、0.44%高、ビットコインは1万7,173ドルで取引された。

10日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「ワールドカップのブラジルがクロワワチア戦で0対0で延長戦に入り1対1のあとクロワチアにPK戦で敗れる番狂わせが起こった。あと英国は絶対に負けられないフランスと対戦する。」と伝えたあと「ハンス英財務相は「1986年のビッグバンのあと2008年の金融危機に見舞われた。二の舞は出来ない。英国は財政基盤見直しを迫られている。」と述べた。」と伝えた。ドイツZDFは「①ドイツはロシアへのエネルギー過度に依存していた。背景の一つにドイツのデジタル化の遅れが浮き彫りになっている。ドイツはデジタル化率で世界トップ10にさえ入っていない。ドイツ政府は当面200億ユーロデジタル予算を計上したが抜本的解決策が見えていない。メルケル氏はデジタル化の遅れを認識しつつアナログでこなしたことがアダとなった。②習主席がサウジアラビアのリアドを訪問した。バイデン米大統領は年初にサウジを訪問、原油増産を要請したがサウジは無視した。米サウジ間にカショギ氏暗殺で生まれた隙間を習主席は楔を打ち込む格好の機会と捉えた。サウジは5機の戦闘機を飛ばし、ブルーのカーペットを敷き、空港から降りる習主席を出迎え最大級にもてなした。習氏はアラブ首脳会議に参加、エジプトその他中東首脳とも会談した。」と伝えた。韓国KBSは「韓国人の日本向け観光客数が日本の入国規制緩和後10倍に増えた。金浦・羽田往復便を週84便に増やすと発表した。コロナ禍前の水準に完全復帰となる。」と伝えた。問題はいつもながら日本がどう行動するかである。来年の干支は「卯跳ねる」ウサギ年である。インバウンドを起爆剤に出来るかどうかも日本人次第である。世界の動きから目を離さず元気に乗り切りたい。(了)


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