(学校で教えてくれない経済学)
「米元バスケットボール選手、グリットニー・グラインダーさんと露「武器商人」と1対1のSWAP(交換)交渉が今年2月ごろから米露高官の間で水面下で進められていた。刑務所に収監されていたグラインダーさんは米サンアントニア空港に8日、到着、病院にむかった。」と主要米メディアが電子版トップで伝えた。NYタイムズ電子版は「米バスケットボールスターと「死の武器商人」の「交換」にプーチン露大統領が署名した。ロシア国民の目をそらそうとする狙いが見える。」と伝えた。
8日、WSJ紙電子版は「①8日、NY市場でS&P500は6日ぶりに反発して取引を終えた。②ビットコイン取引FTX破産に関連して米証券取引所が取引関係者の調査を開始した。③米無鉛ガソリンのスタンド相場が8日、ガロン3ドル29セントまで値下がりした。ロシアのウクライナ侵攻直後、今年最高値5ドルを超えていた。ピークから半減。④米綿花相場が2021年高値から47%値下がりした。中国綿糸相場がピークの半値を記録した。コスト高下値上げが難しい米アパレル業界にとってcushion(緩和材料)になる。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「①中国政府による突如ゼロコロナ政策緩和でコロナ感染再拡大が懸念される。李強首相は「コロナ規制撤廃は中国経済に改善につながる。」と述べた。」と伝えた。
8日、NY市場ではダウは33,781ドル、183ドル、0.55%高、S&P500は3,963と29ポ米イイント、0.75%高、ナスダックは11,082と123ポイント、1.13%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは22.29と1.72%低下、米10年債利回りは3.484%と0.27%低下した。NY外為市場では1ドル=136.79円、1ユーロ=144.31円、1英ポンド=167.24円で取引された。米原油(WTI)はバレル72.00ドル、0.76%高、北海ブレントは同76.51ドル、0.36%安で取引された。NY金はオンス1,800.30ドル、0.07%安で取引を終えた。ビットコインは1万7,210ドル、0.08%安で取引を終えた。
9日朝放送のNHK/BS[「ワールドニュース」で米ABCは「バイデン米大統領は元プロバスケットボールのスターのグラインダー選手と米国で20年の禁固刑で収監されていたロシア人『死の商人』との交換に署名した。ロシアに収監されている元米海兵隊の解放も働きかけられている。今回の交換をどう受け止めるか米国内で様々な意見が出ている。」と伝えた。
フランス2は「ハリー王子が「メーガン妃が人種的差別的扱いを受けたこと。英王室が十分な配慮をしなかった。」と語ったと書籍に出たことで英王室に打撃となっている。」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮のIT技術者が身元を偽って韓国で仕事をしていることで韓国政府は注意を呼び掛けた。」と伝えた。シンガポールCNAは「①サウジアラビア政府は習主席とサウジ皇太子との会談で300億ドルのインフラ投資含めた協定に署名した。両国は2年おきに首脳会談を行うと発表した。②オランダ政府は中国に半導体製品および技術輸出を規制すると発表した。オランダは米国に追随した。」と伝えた。日々様々なニュースが飛び交っている。ワールドカップだけが国際競争の場でない。国際問題に目を向け欲しい。(了)