米4~6月期GDPが前年同期比2.8%増と米国経済ソフトランディングの可能性が出て来た、NYダウ、買い戻しで小幅高、世界は米ハリス氏登場に注目の中、日本の顔は見えて来ない(学校で教えてくれない経済学)
「米商務省は25日、4~6月期米GDP(速報値)が年率2.8%増と発表した。1~3月期:1.4%増。同予想2.1%増だった。プラス成長が2022年7~9月期以降8四半期連続。個人消費は2.3%増(前期:1.5%増)。企業の設備投資は5.2%増(前期:4.4%増)。一方、住宅投資は1.4%減少した。個人消費増をけん引したのは自動車、家具など耐久財の持ち直しによる。サービス支出も増加した。米国経済がソフトランディングすることが確かめられた。米新規失業保険申請件数は23万5,000件と前の週から1万件減少した。7月PCE個人消費コア価格指数は2.9%上昇した。前期より伸び率は低いが予想は上回った。」と25日、ブルームバーグ電子版が伝えた。
ブルームバーグ電子版は「米キャピタル・リサーチは「米国の政治状況はセンセーショナル予測は不可能だ」と表現した。トランプ氏の「減税、関税引き上げ、移民の厳格な取りしまり」はインフレを招きやすい。ハリス氏は今のところ自身の政策を明らかにしていない。バイデン氏の「再生可能エネルギーへの転換を図る補助金、生活費高騰への対応、中低所得者層への税優遇の継続」を踏襲すると見られる。「ハリス氏はカリフォルニア司法長官時代「家事、育児、介護、ケアワークに関する経済活動」に足跡を残せる可能性がある」と元米財務省高官のベン・ハリス氏は指摘した。ルーズベルト研究所スタッフのエリザベス・パンコ乞ッティ―氏は「ハリス氏とトランプ氏は「歴然とした違いがある」と述べた。ハリス氏は25日まで2億5,000万ドル寄付金を集めた。トランプ氏は「不法継続だ」と主張している。」と伝えた。
25日、NY市場でダウは39,935ドル、81ドル、0.20%高、S&P500は5,399と27ポイント、0.51%安、ナスダックは17,181と160ポイント、0.93%安。恐怖指数VIXは18.46と2.33%上昇。米10年債利回りは4.245%と0.96%低下。NY外為市場で1ドル=153.91円 、0.05%安、1ユーロ=166.93円、0.01%高、1英ポンド=82.41円、0.04%安。NY原油(WTI)はバレル78.35ドル、0.98%高、北海ブレントは82.41ドル、0.04%安、NY金はオンス2,363.50ドル、2.16%安。ビットコインは6万5,535ドル、0.23%高で取引された。
26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①バイデン米大統領は「アメリカの民主主義を守るために辞退した。」とホワイトハウス執務室から国民に語った。ハリス氏は次期米大統領に向けて順調なスタートを切ったと見られる。トランプ氏は「嘘つきハリスはウルトラリベラルで国を破壊するだろう」と「X」に打ち込んだ。②バイデン大統領は25日、ネタニヤフ首相と会談した。」と伝えた。シンガポールCNAは「アセアン外相会議が25日から始まった。ミヤンマー軍は一時停戦を決めた。」と伝えた。ドイツZDFは「環境保護団体がフランクフルト空港滑走路に侵入CO2阻止を訴えた。270便が欠航した。」tお伝えた。フランス2は「パリ五輪まで1日を切った。4万5,000人が24時間警備を行う。」と伝えた。どうする日本が日々問われている。睡眠をとり猛暑を乗り切りたい。(了)