ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

急にジョギングしたら太ももが痺れた:医師は「筋肉損傷です」と言った

2024-07-22 09:51:56 | 診断即治療と虹彩学
ここが痺れているんです


足は上がります

こちらも上がります


新テクニックの治療効果

問診されたカルテを見て「プッ」と笑ってしまった。
と言うのは、この方がこのような失敗をするのは初めてではないからです。
50代の方ですが、非常に素直な方で、テレビの宣伝を見て健康食品を買ったり、知り合いの話を聞いて健康食品を買ったりして、体調を崩したりするのです。

今度の話も面白かった。彼女の話によれば、
「10年ほど運動をしたことがなかったのですが、運動した方がいいと言われ、ジョギングをしたら、太ももが痛くなり病院に行ったのです。お医者さんは、筋肉損傷ですね、と言っていました」とのことでした。(^o^)

急に運動を始めると筋肉には以下のような負担や影響がかかります。
  1. 筋肉損傷: 急な運動によって筋繊維が過度に引き伸ばされ、微細な損傷が生じることがあります。これが筋肉痛(遅発性筋肉痛、DOMS)の一因となります。
  2. 筋肉疲労: 筋肉が短時間で大量のエネルギーを消費し、乳酸などの代謝産物が蓄積することで疲労感が増します。
  3. 酸素供給不足: 急な運動によって心拍数が急上昇し、筋肉に十分な酸素が供給されないことがあります。これが筋肉の痛みやけいれんの原因になることがあります。
  4. 筋力の不均衡: 準備運動やストレッチを行わずに急に運動を始めると、一部の筋肉だけが過度に負担を受け、不均衡が生じやすくなります。
  5. 関節や腱への影響: 筋肉だけでなく、関節や腱にも急な負担がかかり、捻挫や腱炎などのリスクが増します。
十分なウォームアップとクールダウンを行うことで、これらのリスクを軽減することが重要です。
また、徐々に運動強度を上げることも筋肉や身体全体の適応を助けます。

この方のように、急な運動によって痺れが生じることもありますが、それは以下のような原因で痺れが発生することが考えられます。
  1. 神経の圧迫: 急な動作や不適切なフォームでの運動によって神経が圧迫されることがあります。これにより、手足や他の部位に痺れが生じることがあります。
  2. 血流の制限: 過度に筋肉が収縮すると、血流が一時的に制限されることがあり、その結果として痺れが発生することがあります。
  3. 疲労と代謝産物の蓄積: 筋肉の急な疲労と乳酸などの代謝産物の蓄積が神経の働きを一時的に乱し、痺れを引き起こすことがあります。
  4. 電解質バランスの乱れ: 急な運動により汗を大量にかくと、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質が失われ、その結果として痺れが生じることがあります。
正しいウォームアップとクールダウン、そして適切なフォームでの運動を心がけることで、痺れのリスクを軽減することができます。

とそんな感じでしたが、最近研究している「新テクニック」が使えるのではないかと考え、使ってみました。
すると、「痺れは取れたようですが、痛みは少し残っています」とのことでしたので、80%ぐらい上手くいったと思った。

何が80%かと言うと、「痺れが取れて痛みの名残があるぐらい」だったからです。
つまり、筋肉損傷 ②筋肉疲労 ③電解質バランスの乱れはすぐには治まらないので、それが名残になっていると考えたのです。
それにしてもこの方は、子どもみたいなことをよくやるので、日記でも書いてもらって読んでみたいものです、と考えてしまいました。(^o^)

この話は「新テクニック」とも関係あるので、今度(7/28)の臨床実践塾でも話すつもりです。(テクニック解説はしない)




臨床実践塾
日時:7月28日(日)13:00~15:00
会場:新城針灸治療院
講師:新城三六
定員:5人
費用:20.000円 (似た症状の方がいればおもしろいのですが)
申込:06-6765-7622(木金土以外は留守録対応)
   shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp


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