「紅葉葵」が猛暑いとわず今年も元気に咲きました。25日(木)にスケッチ、自宅で彩色した。
6月末から、桔梗、むくげ、レインリリーと次々咲いた。その都度、スケッチしている。連日の猛暑はさすがにこたえる。猛暑対策は睡眠に限る。睡眠時間優先で絵の仕上げはお休みを続けている。
いつものようにヤフーのブログのお世話になる。「紅葉葵」(もみじあおい)は別名「紅蜀葵」(こうしょっき)という。原産国は北アメリカ。学名はHibiscus Coccineus。日本には1870年に渡来した。
花弁は5個。長さは7.5~10センチ。幅は2.5~5.5センチ。へら状の卵型で平らに開く。おしべとめしべは合着して長い柱状。花は一日花である。
花期は7月~9月。球根のお陰で年2回、油粕などの肥しをやるだけ。水もやらない。正直、やれない。震災の後の更地で水道の設備を撤去した。ただ、下草取りだけは根詰めてやる。魚心水心。植物さんも分かってくれるのだろう。暦通り、律儀に毎年、元気に咲いてくれるのでありがたい。
道行く人は四季折々の花を結構楽しんでおられるようだ。先日もスケッチしていたらさるご婦人が「いつもお花、ありがとうございます」と声をかけていただいた。対話に花が咲く。花がなければ、声もからないだろうとおもうと、花に感謝である。
「紅葉葵」の花ことばは「温和」「穏やか」。しっとりとした深紅の花の上品な雰囲気にちなむとヤフーの説明に出ていた。花の姿を見ていると絵ごころが刺激されるから不思議である。「紅葉葵」は好きな花のひとつである。(了)