ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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論語と鍼灸 (24) 鍼灸師の報酬

2011-05-29 09:22:24 | 論語と鍼灸
【三年学びて穀(こく)に至らざるは得易(えやす)からざるなり】
(長い間学問をしていながら、それで仕えて俸給を得ようとしない人間は得がたいものだ)

自分自身を成長させるための学問なのに、それをお金にかえようとする人がいます。
しかし、学問をお金にかえようとしない人ほど、多額のお金を手にすることがあるのは面白いことです。

高級官僚になるために一流大学を目指す人は多いものです。
自身の探究心で学問を目指す人もいます。
鍼灸学校のような専門職を身につける学校は、専門職で俸給を得るのを目的としていますので、「それで仕えて俸給を得ようとする」のが当然です。

いずれも将来の生活の糧になりそうですが、孔子は、修己治人を説いています。

修己治人とは、儒教の根本的な思想で、学問や修養によって徳を積み、自分を高めて人を感化していくということで、以下のようなことが含まれています。
①人の上に立つ者は、己の人格を磨く。
②己を修養して徳を積む。
③自己を犠牲にしても人民の利益を優先する。
④私利私欲を捨て人民を幸福に導く。

去年の12月から「プロはどこが違うのか」と、整理していましたら、達人とかプロ中のプロという人たちは、考え方に特徴のあることがわかりました。
その中から28項目ほどを選んで、きょうの講習で解説していきますが、参加者の明日からの変化が楽しみです。

自分が変るのではなく、周囲が変ってくるからです。

【三年学びて穀に至らざるは得易からざるなり】
長年学び続けながらお金を追いかけない。そこに大きな報酬をもらう秘訣が隠されているようです。
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