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膝に関しては、多くの整形外科や整骨院、理学療法士などが「専門」としてHPに挙げていますが、どれも現代医学の解剖生理で書かれているので、私が考えている「鍼灸治療」とは少し違うようです。
ここでは「膝が伸び切らない」ことに焦点を当てています。
膝が伸び切らなかったら転倒しやすいからです。
つまりピッと鍼は、「転ばぬ先の杖」として役立ててほしいと考えているのです。
※歩くスピードが遅くなったら膝が伸び切ってないようです。
膝が伸び切らない原因はいくつか考えられますが、一般的には、以下のような要因が主な原因として挙げられるようです。
1. 筋肉・筋膜の問題
- ハムストリングスの緊張:太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が硬くなっていると、膝が伸びにくくなります。
- ふくらはぎの筋緊張:ふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋)が硬直している場合も影響します。
- 筋膜の癒着:太ももや膝周辺の筋膜が癒着していると、動きが制限されます。
2. 関節の問題
- 膝関節の拘縮:関節包や靭帯が硬くなり、可動域が制限されます。
- 関節炎:変形性膝関節症や関節リウマチなどの炎症が原因で、痛みや腫れによって伸びにくくなります。
- 半月板損傷:半月板が損傷していると、膝が引っかかるような感覚があり、伸ばしにくいことがあります。
3. 骨の異常
- 骨棘(こっきょく):変形性膝関節症などで骨が変形し、物理的に伸びない場合があります。
- 骨折後の癒合不全:過去の骨折が完全に治っていない場合、骨の変形やずれが影響することがあります。
4. 神経の問題
- 坐骨神経痛:腰から膝裏にかけての神経が圧迫されることで、伸ばしにくくなる場合があります。
- 筋力低下や神経障害:大腿四頭筋などの筋力が低下していると、膝を伸ばす力が不足することがあります。
5. 手術や外傷の後遺症
- 膝の手術後の癒着:手術後に関節包や筋肉が癒着して、可動域が制限されることがあります。
- 外傷後の瘢痕(はんこん):ケガの後の瘢痕組織が伸びを妨げることもあります。
対策・治療法
- ストレッチやリハビリ:ハムストリングスやふくらはぎのストレッチが効果的です。
- 物理療法:温熱療法、超音波治療、電気刺激療法などで筋肉の緊張を和らげます。
- マッサージや筋膜リリース:筋膜の癒着を解消するための手技療法が有効です。
- 鍼灸治療:筋肉の緊張緩和や痛みの軽減、可動域の改善に役立つ場合があります。
- 整形外科の受診:必要に応じてレントゲンやMRIを撮って、正確な診断を受けることが重要です。
スタッフにやり方を教えて、彼らが出来るようになったら、現在の予約の合間に挟むこともできますので、そうなると予約人数を増やすことが出来ます。
それまでもう少々お待ちください。