女室(じょしつ)というツボ
女室というツボは、「歯槽膿漏のツボ」として有名なツボですが、単に「歯槽膿漏のツボ」として使うのではなく、「なぜそのツボが歯槽膿漏に効くのか」を考える方がいいと思います。
治療は「丸暗記」ではなく、理論的にしたいからです。
このツボは基本は「お灸」ですが、千年灸でも効果があります。
このツボは「膀胱経」に属していると考えるのですが、膀胱経というのは「組織を締める作用」があると考えています。
つまり、緩んだ組織が引き締まるわけです。
歯槽膿漏は歯周炎のことですが、これからの季節に増える可能性があります。
理由は、冷たい飲み物が多くなるからです。
冷たい飲み物には砂糖が多く含まれますので、組織を緩めてしまうのです。
これは実験をすればすぐにわかりますが、多くの人は「予防」には無関心な人が多いです。
ですから、歯槽膿漏の気配を感じたら、予防を行なった方がいいと考えます。
その気配とは、以下のような項目になります。
よくある症状として、
軽度のものは、
■ 歯茎が腫れる、赤みがある
■ 歯と歯の間にある歯肉が、丸みをおびて膨らむ
■ 歯肉付近に歯垢がたまりやすくなる
■ 歯みがきのときに、出血することがある
中度のものは、
■ 歯茎が濃い赤や赤紫色になる
■ 歯みがきをすると、血や膿が出る
■ 歯に歯石がつく
■ 歯と歯の間に隙間ができて、食べ物が挟まる
■ 歯肉の位置が下がり、歯が長くなる
■ 歯根が見える
■ 口臭がある
重度のものは、
■ 歯茎が濃い赤や赤紫色になる
■ 歯みがきをすると、血や膿が出る
■ 歯に歯石がつく
■ 歯と歯の間に隙間ができて、食べ物が挟まる
■ 歯肉の位置が下がり、歯が長くなる
■ 歯根が見える
■ 口臭がある
また、歯槽膿漏は、東洋医学で診ますと「腎」との関係で、「血液の汚れ」とも診ます。
つまり先ほど言った「夏に多く飲む飲み物」などを控える事も大切です。
今度のセミナーで時間があればやろうかな、と考えながらこの記事を書いたのですが、これは簡単過ぎるので必要ないですよね(^o^)
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