ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

頭を叩くと、「ポーン」と音が鳴るという不思議な症状

2022-06-26 09:22:08 | 診断即治療と虹彩学


脊椎上部に歪みがありました



私は初めての体験でした。
その方が言うには、
「頭を叩くと、ポーンと鳴るんです」と言う。

「水が入った時のような感じですか?」と聞いたら、

「いいえ」と言う。

「えっ?いつでも頭を叩くと鳴るんですか?」と聞いたら、

「はい」と言いながら、頭を叩いて見せてくれた。

「う~ん。初めてですね、こういう症状を訴える方は」と言いながら、脈診や脊椎診をした。
が、特に問題になりそうな点は見つかりません。
そこで、初回はとりあえず「頚神経の問題かも知れない」と、上部胸椎と頚椎を整えた。

頚神経が関係する器官は以下のようになっています。

第I脳神経      ・・・臭神経  (臭覚)
第II脳神経      ・・・視神経  (視覚)
第III脳神経     ・・・動眼神経 (眼球運動)
第IV脳神経     ・・・滑車神経 (眼球運動“上斜筋”)
第V脳神経      ・・・三叉神経 (顔面・鼻・口・歯の知覚、咀嚼運動)
第VI脳神経     ・・・外転神経 (眼球運動“外直筋”)
第VII脳神経     ・・・顔面神経 (表情筋の運動、舌前2/3の味覚、涙腺や唾液腺の分泌)
第VIII脳神経     ・・・内耳神経 (聴覚、平衡覺)
第IX脳神経     ・・・舌咽神経 (舌後1/3の知覚・味覚、唾液腺の分泌)
第X脳神経      ・・・迷走神経 (のどの知覚・運動、頸胸腹部の臓腑を支配)
第XI脳神経     ・・・副神経  (肩や首の筋肉の運動“僧帽筋、胸鎖乳突筋”)
第XII脳神経     ・・・舌下神経 (舌の運動)

この神経配置によると、どうも頚椎ではないように思われます。
そして次回(一か月後)に来た時にも変化を聞いてみた。
「少し良くなった気はするんですが、まだ鳴ります」と言う。

これはプライドに関わることだと思い、慎重に頚椎や胸椎を調べた。
すると、上部胸椎のほうに歪みが見つかった。
普通ではわからない程度の歪みだったので、1回目は分からなかったんだろうと考えながら、その歪みのあるところを慎重に「鍼」で矯正していった。

そして、「どうですか?」と聞くと、頭を叩いて、

「ないです」と言う。

「残ってないですか?」と聞くと、再び頭を叩いて、

「なくなりました。治ってます」と言う。

そして、もう一度
「ほんとに治ってますか。お世辞は要らないんですが‥‥」と聞くと、笑いながら

「はい。治ってますよ」と言うので、それ以上は聞きませんでした。

久しぶりに悩んだ症状でしたが、ある一つのモノを見つけた気がした。



きょうは臨床実践塾の日で、久々にウキウキしています。(^o^)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地元神戸住吉生まれの食品メ... | トップ | 昨日のセミナーは楽しかった... »
最新の画像もっと見る

診断即治療と虹彩学」カテゴリの最新記事