レインリリー
画・江嵜 健一郎
レインリリーが今年も元気に咲きました。ヤフーのブログによると雨が降って球根が潤うと花茎を伸ばして花が一斉に咲くと解説していた。
先週は所用が重なり1週間以上例の更地のパトロールをご無沙汰していた。お待ちしてましたと言わんばかりに、一斉に咲いていたレインリリーに大いに絵心を刺激されスケッチ、自宅で彩色した。
スケッチして一息いれたあと下草取りに精を出していたところ通りがかりの老人が「花がきれいに咲いていますね」と声をかけて来た。
クチナシは盛りを過ぎた。桔梗も一時の元気はない。一方、グロリアスが満開。それにレインリリーが飛び入りで仲間に加わり賑やかになった。
声をかけてくれる人はご婦人が多い。男性はまず声をかけて来ない。声をかけてくれる男性は、花が特に好きか、心にゆとりのある人かもしれないと勝手に想像している。
学名はゼフィランセス。英名がレインリリー。和名は玉すだれ。原産地はメキシコ中心に南北アメリカや西インド諸島の40種類以上ほどが分布しているとヤフーのブログにあった。
花言葉は「汚れなき愛」、「純白な愛」、「期待」とあった。ゼフランセスの語源は「風」。「便りがある」という花言葉がある。風が便りを運んでくれるという意味から生まれたとあった。
花を描いていると元気をもらえる。今年の夏は猛暑が予想される。花から元気をもらって暑い夏を乗り切りたい。(了)