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この忍者のように重心安定していることが大切です
70代80代になると、ぐらつく人が多い。
それは、ラクナ梗塞も考えられるのですが、どうもそれだけではないようです。
と言うのは、先日スタッフと二人で、立位で、前後左右の安定力をテストして、1点を刺激すると、重心が安定することがわかったからです。
七星論での「頭七」を使うと、ある程度安定することはわかっていたのですが、他人に前後左右から押してもらって、それでも安定していられるか、ということ考えたのです。
スタッフと実験した時は、7割程度の安定力を確認して、「残りは宿題」にしました。
「宿題」と聞くと、いや~な気分になる方もいると思います。(^_^;)
しかし、仕事じゃなくて、研究と考えると、楽しいいものです。
スタッフと実験をした翌日、アスリートの方が患者さんを連れてきましたので、
「スポーツには重心安定が大切だと思いますが、面白い実験があるんですよ。やってみます?」と訊ねると、
「やりたいですね。いいんですか? 今ですか?」と、かなり乗り気でしたので、
「ええ、今ですよ。3~5分でできる実験ですから」と実験をすることにしました。
まず前後から体を押し、次に左右から押してみます。
こちらの方は、アスリートと言うより、スポーツを教えている方ですので、前後左右から押してもあまりぐらつかないのです。
しかし、さすがに前から押すと、少し安定力に欠けていました。
そこで、私の指で足に刺激を入れ、再度押してみると、先ほどより安定していました。
若い方なので、大きな変化は見られませんでしたが、
「これはいける!」と思いました。
もう一つ面白いのに、七星論で手根にある関節に配置した「三焦」です。
これもスタッフとテストをしました。
「腕を耳に付けるように挙げてみて!」と言うと、左右の腕を交互に挙げて
「こうですか?」と言います。
「あれ? 右腕が少し挙がり難い?」と聞くと、
「そうですね」と答えます。
「じゃ~、手の甲を貸してみて」と、手の甲を指で押しました。
「はい。もう一回腕が耳に着くように挙げてみて」と言うと、腕を挙げて
「おおー! 軽いです。さっきまで少しひっ掛かる感じがあったのですが、スムーズになりました」と言っていました。
「ふっ、ふっ、ふ。面白いやろー。これはすぐに使えるので、使うことにしようか」
と、臨床でもこのツボ「三焦」を使うことにしました。
さらに面白いことには、手根関節三焦への刺激で、下肢も安定してくることがわかったのです。
「ほんと?」と思う方は、いろいろ考えながら実験してみてください。
七星論での手根骨の関節にある「三焦」です。
この忍者のように重心安定していることが大切です
70代80代になると、ぐらつく人が多い。
それは、ラクナ梗塞も考えられるのですが、どうもそれだけではないようです。
と言うのは、先日スタッフと二人で、立位で、前後左右の安定力をテストして、1点を刺激すると、重心が安定することがわかったからです。
七星論での「頭七」を使うと、ある程度安定することはわかっていたのですが、他人に前後左右から押してもらって、それでも安定していられるか、ということ考えたのです。
スタッフと実験した時は、7割程度の安定力を確認して、「残りは宿題」にしました。
「宿題」と聞くと、いや~な気分になる方もいると思います。(^_^;)
しかし、仕事じゃなくて、研究と考えると、楽しいいものです。
スタッフと実験をした翌日、アスリートの方が患者さんを連れてきましたので、
「スポーツには重心安定が大切だと思いますが、面白い実験があるんですよ。やってみます?」と訊ねると、
「やりたいですね。いいんですか? 今ですか?」と、かなり乗り気でしたので、
「ええ、今ですよ。3~5分でできる実験ですから」と実験をすることにしました。
まず前後から体を押し、次に左右から押してみます。
こちらの方は、アスリートと言うより、スポーツを教えている方ですので、前後左右から押してもあまりぐらつかないのです。
しかし、さすがに前から押すと、少し安定力に欠けていました。
そこで、私の指で足に刺激を入れ、再度押してみると、先ほどより安定していました。
若い方なので、大きな変化は見られませんでしたが、
「これはいける!」と思いました。
もう一つ面白いのに、七星論で手根にある関節に配置した「三焦」です。
これもスタッフとテストをしました。
「腕を耳に付けるように挙げてみて!」と言うと、左右の腕を交互に挙げて
「こうですか?」と言います。
「あれ? 右腕が少し挙がり難い?」と聞くと、
「そうですね」と答えます。
「じゃ~、手の甲を貸してみて」と、手の甲を指で押しました。
「はい。もう一回腕が耳に着くように挙げてみて」と言うと、腕を挙げて
「おおー! 軽いです。さっきまで少しひっ掛かる感じがあったのですが、スムーズになりました」と言っていました。
「ふっ、ふっ、ふ。面白いやろー。これはすぐに使えるので、使うことにしようか」
と、臨床でもこのツボ「三焦」を使うことにしました。
さらに面白いことには、手根関節三焦への刺激で、下肢も安定してくることがわかったのです。
「ほんと?」と思う方は、いろいろ考えながら実験してみてください。
七星論での手根骨の関節にある「三焦」です。