習総書記の政策批判書き込みが増加で検閲強化とブル-ムバーグ電子版(学校で教えてくれない経済学)
「ゴールドマン・サックスの7~9月決算で投資部門は落ち込んだがトレーディング部門好調をうけての株上昇がリード、18日のNY株価は3主要指標揃って値上りした。同社は投資部門とトレーディング部門統合を併せ発表した。②ホワイトハウスは18日、無料ワクチン接種中止含むコロナ予算カットを議会に要請した。」と18日、WSJ紙電子版が伝えた。18日、ブルームバーグ電子版は「①ゴールドマンが投資の落ち込みをトレーディングで補い売り上げを伸ばした。②10月のドイツ景況感指数ZEWがコロナ禍以降最低を記録した。③カシュカリ、ミネアポリス連銀総裁は18日「コアインフレ指数の加速に驚いている。落ち着くまで利上げ停止は出来ない。」と語った。④習総書記を批判するスローガンが北京の「橋」横断幕以降、深圳、広州、上海、香港など少なくとも7都市に拡大した。大半が洗面所に書き込まれている。「ゼロコロナは要らない。」「選挙を」などだ。検閲が強化された。」と伝えた。18日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「トラス英首相は就任後3週間経った。市場で混乱を招いたことに謝罪した。辞任は否定した。」と伝えた。
19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①トラス英首相は「後悔しています。国の利益を優先すべきだと思い撤回した。」と自らの経済計画発表を謝罪した。「彼女の考えは保守党の価値観と違うとの声が党内で強まっている。」と伝えた。シンガポールCNAは「英国防相は18日、英国空軍の元パイロットが中国軍に専門知識を渡したことが明らかになったと発表した。解放軍に少なくとも30人が参加していると見られる。秘密保護法には違反していない。今後高給でのヘッドハンティングを阻止するため法整備強化が進むと見られる。」と伝えた。②トラス英首相の総額450億ドル減税案計画に財源の裏付けがなかった。債券急落で年金基金が大きく目減り、国際的信用も失墜した。彼女は就任3週間で看板政策を投げ捨てた。ハント財務相が事実上の首相のように立ち回っている。」と伝えた。カタールアルジャジーラは「ロシアはイラン製ドローンでウクライナ、キーウ攻撃が激化している。イランは否定している。クレバ、ウクライナ外相はイスラエルと防空システム供与を求め協議した。」と伝えた。ドイツZDFは「ショルツ独首相は年末まで停止の原発を2023年4月迄延長して稼働させることを決めドイツ連邦議会に提案する。」と伝えた。
18日、NY市場でダウは30,523ドル、337ドル、1.12%高、S&P500は3,719と42ポイント、1.14%高、ナスダックは10,772と96ポイント、0.90%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは30.50と2.77%低下。米10年債利回りは4.009%と4%台を維持。NY外為市場で1ドル=149.23円、0.15%高、1ユーロ=147.12円、0.34% 高、1英ポンド=168.93円、0.17%安で取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル82.92ドル、1.90%安、北海ブレントは90.68ドル、1.05% 安で取引された。NY金はオンス1,657.10ドル、0.41%安、ビットコインは1万9,373ドル、0.89%安で取引された。1日は短いようで24時間と長い。地球を1周する間に様々な情報が乱れ飛んでいる。中には胡散臭い情報も多く見られる。トンボの眼とウサギの耳を日本人一人一人が子供の頃から自らが生き残るためにも磨いておいて欲しい。(了)