「名にかへてこのみいくさの正しさを 来世までも語り伝へん」(自らの名前にかけて、太平洋戦争の正しさを、来世までも語り伝えよう。)
これは、岸信介が、A級戦争犯罪人として巣鴨の拘置所に入る際に歌ったものです。
安倍首相が最も敬愛する祖父である岸信介元首相は、太平洋戦争を【聖戦】とする『靖国神社』と同一の見解を表明していたわけですが、安倍首相も同じ想念を持っていることは、国会での答弁を聴くと分かります。
もしそうであるならば、国連から厳しく非難されることは間違いありません。わが国は国際社会の一員として認められなくなります。安倍首相は、太平洋戦争がわが国による侵略戦争であったことを明確に認めなければ、計り知れない国益損を招きます。
武田康弘