思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

新年にあたってーー公共的人間とは、好戦的権力者には断固として反対を貫く者のことです。

2014-01-14 | 社会思想

 公共的な意味でよい人間・優れた人間とは、
安倍首相や石破幹事長、また、維新の会のような好戦的政治家による政府(=国家権力)の方針には明確に反対を表明し、従わず、その態度を変えない者である、とわたしは確信しています。

 「愛国」という名で彼らが望む日本は、戦前の靖国思想に基づく強権に依拠する国ですが、そのような国家には「ノー」を言い続けることが必要。市民主権の平和主義による社会を目がける良識人は、人間のほんらい的な自然感情と自然思想に基づき、国家主義の法や規範には一切従わないのです。

 わたしたち大人が、国家主義思想に明確に反対を表明し、彼らの権力には屈しない姿をこどもたちに見せることは、スケールの大きな優れた人間の育成には欠かせません。大人の勇気・断固たる態度は、何よりも大切な子育て=教育の基本です。

 わたしたち一人ひとりが、強権者は去れ!ナショナリストは愚か者!という態度を貫く「個人」となり、そのような個人を育成しなければ、よい社会・優れた社会はつくれません。これは主権在民の近代民主主義の原理ですし、己の実存を自覚的に生きる人の共通語だと言えましょう。

  ストップ ザ 安倍    ストップ ザ 愛国主義  です。


武田康弘

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