NHKの経営委員(改選の5人中4人、全委員は12名)と新会長、安倍グループで固められ。公共放送(=市民の良識)から、いよいよ政府放送局に!!
なんだか、わが日本もだんだん北朝鮮のようになっていきます。
政府支持者でなければ人でない!!??という風潮が全土を覆いはじめています。
国体思想=靖国思想に基づく愛国心の強要は、戦前の愚かさの再現です。危険で不幸な国家、個人が否定され、序列が支配する国に成り下がってしまうのは時間の問題でしょう。
知事選でも舛添氏が勝てば、もう後はありません。
以下は、出来事の意味がわからないNHK新会長の愚かな発言、朝日新聞デジタル版のコピーです。
NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
1月25日(土)17時37分配信
NHK新会長の籾井勝人氏は25日の就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた上で、日本に補償を求める韓国を批判した。従軍慰安婦問題を取り上げた過去のNHK番組に関連し、この問題に関する見解を問われ答えた。籾井氏は日本ユニシス前社長。
籾井氏は会見で放送法の順守を繰り返し語った。放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけている。
籾井氏は従軍慰安婦問題について「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあった」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述べた。飾り窓はオランダなどにある売春街を指す。
さらに「会長の職はさておき」とした上で、韓国についても「日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。お金をよこせ、補償しろと言っている。しかしすべて日韓条約で解決している。なぜ蒸し返されるんですか。おかしいでしょう」と批判した。その後、記者から会長会見の場であることを指摘されると、発言を「全部取り消します」と話した。
NHKの海外向け国際放送については、尖閣諸島、竹島という領土問題について「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と述べ、政府見解を積極的に伝える考えを強調した。
また、籾井氏は特定秘密保護法について「世間が心配していることが政府の目的であれば、大変なことですけど、そういうこともない」「あまりかっかすることはない」と述べた。
朝日新聞社