思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

天子(天皇)の即位の儀式とは、虚飾=不善の最大のもの、有徳の士は、無視して進め。 老子第62章

2019-11-24 | 学芸


老子62章
道者,萬物之奧,善人之寶,不善人之所保。美言可以市尊,美行可以加人。人之不善,何棄之有。故立天子,置三公,雖有拱璧,以先駟馬,不如坐進此道。古之所以貴此道者,何也?不曰求以得,有罪以免耶,故為天下貴

故に天子を立て

三公を置くに、

拱璧の以て駟馬に先だつ有りといえども、

坐して此の道を進むるに如かず。


老子は、虚飾をとても嫌いました。虚飾の最大のものとして、天子(天皇)の即位や大臣の任命の儀式をあげています。それらは、虚飾の行為=不善の行為である。そういうものは無視して、自分の道を進め、と言います。

武田康弘

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