思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

【勝とうとする心】は、諸悪の根源です。 fb対話 北浦さん、Kim(金泰昌)さん、屋比久さん、武田。

2020-12-01 | 恋知(哲学)

勝とうとする心は、諸悪の根源です。危険と不幸の元です。
好き、興味深い、楽しい、面白い・・が始発点です。
私が嬉しいからする、が根本です。
誰かに勝とうする心から出る行為は、自他を不幸にします。
嫌な空気を醸すので、
気持ちがわるくなります。

(サルトルは、ノーベル賞を辞退・拒否しました)

以下は、fb対話です。

北浦 俊太郎

競争は疲れるだけです。競争によって得られた自尊心は脆いものです。幼児期に可愛がられて得られた絶対的な自尊心が大事だと思っています。

武田 康弘

それが得られなかった人はどうするか、大きな問題ですね。そういう人は大勢います。

Taechang Kim(金泰昌)

犬犬は 互いに 勝つ ことばっかり考えて 悦び あうとゆうのが ない 間柄.。
そして人人は お互い 喜びあう 関係. トマス ホッブスは、犬犬を 狼に いい直して 人が 人にとって 狼である関係を、
ひとが 人にとって人である 関係変えるのが 市民 社会への第 一歩だと 言った 訳ですね。
犬犬から 人人への 大転換こそが破壊的競争から相愛的 協同に変わることだと言えるのでは ありませんか?

最近の 傾向で 気になるのは 人が 犬よりも 狼に 近いものになりつつあるとゆうこと ですが。

武田 康弘

勝ち組(知・歴・財の所有者)という言葉が生まれたのですから、凄い世の中です。心が歪んでいる方が偉い!?

父親との確執があると、父親を凌駕しようとして、それに「勝つ」ことが「根源的選択」(サルトルの実存的精神分析の最重要概念)になります。
それゆえに、知識や技術獲得に努力しますが、
勝とう=上位に立とうとする意思が根底にあるために、歪み、濁ります。自他を不幸にします。
その不毛性を超えるには、まず、正直にその「原事実」に向き合うことです。己の言動の動機を知る=前意識を明晰に意識することが必須です。
誤魔化さずに赤裸々に意識できるようになると、そのエネルギーは、プラスに転じますが、中途半端だと、自己弁護の巧妙化となり、ますます歪み、毒をまき散らします。
冷厳な他者の眼を己の眼として、徹底的に見つめることがないと、最悪に堕ちます。自己欺瞞があると、あらゆる努力はマイナスに作用します。実に恐ろしいです。

Taechang Kim(金泰昌)

正 鵠を射る素晴らしい発想の展開ですね.。
簡略、明快 、 プラス    共に 真摯  熟慮  実践することを促進するようになりますね。
力のこもったいい文章です。

北浦 俊太郎

私も絶対的な自尊心が育ってきているわけではないので若い時のある時期までは勝負にこだわっていました。若い頃、ゴルフ場で働いているときに、勝負にこだわる客に対して心のゴルフ場で働く人たちの暖かい心に接したのが一つの転機でした。暖かい心は人を変えていくんだなとおもいましたね。

武田 康弘

凍てつき強張る心を解かすのは、暖かい心ですね。北風でなく太陽。

Taechang Kim

はい、どうかんです。


武田 康弘

以前のblogです。

https://blog.goo.ne.jp/.../a31d7a4d624ddb6db4d3e91775c95d93

BLOG.GOO.NE.JP
他人に勝つ? 

北浦 俊太郎

本当のジブンがないと、出世や勝ち負け、学歴、上下関係などでしか自分を保てないのだと思います。

屋比久康隆

大共感です。

競争社会に身を置いていた頃、ホントに心が休まることなく、病んでいたように思います。
「不完全な自分」「本当の自分」を受け入れ認める事で、そこから抜け出してから、本当の自分を取り戻し、心穏やかに生きることが出来るようになりました。
「競争」の環境に居ると、いつも「負ける恐怖」があって、負けが続くと自分の存在価値すら否定的になります。
勝ち続ける事は、本当に難しい。
競争社会は、「搾取」を最大化しようとする支配層によって作り上げられたモノだとも感じています。
他人と競争するよりも、「共創」がイイですね〜♪♪
自分が「楽しい」「それをしたい」と素直に純粋に思う事に、これからも取り組んでいきます。

武田 康弘
恋知の布教!ですよね~

 

 

 




コメント
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