思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ワクチンパスポート!?世界的に頭の病気のようだが、金儲けの戦略なのだろう。

2021-05-06 | 社会批評

 新型コロナと呼ばれている流行風邪、中国および中国との人の行き来が多い東南アジアは、欧米の50分の1程度の死者数で、例年のインフルエンザにより少なく、ほとんど死者のいない国も多い(下の表を参照)。日本での死者は80歳以降が3分の2を占める。定年60歳未満は極端に少なく例年のインフルの10分の1以下で20歳未満はいまだ0名。

 この流行風邪は武漢で始まりましたが、中国全土での死者数は大変少なく、10万人あたり0.34人で、日本の20分の1という少なさです(欧米はその日本の20倍ほどの死者数)。

 武漢で多くの死者が出て、武漢以外の中国全土で死者数がとても少ない理由は、上久保教授(京都大学大学院医学研究科)の説明が最も説得力があると思います。かいつまんで説明してみます。


 ビッグデータによる解析で、中国ではコロナウイルスによる風邪が、2019年後半よりS型→K型→G(武漢)型の順に流行り、中国国内および中国との往来の多い東南アジア(日々の往来の人数は、出入国管理で正確に分かっている)では同じくその順番で罹り、K型に罹った人はG(武漢型)への免疫(T型獲得免疫)を得たため、重篤者や死者が少なかった。
 しかし、発祥地の武漢では、K型が流行るのとほぼ同時にG(武漢)型が流行ったために、G型への免疫を獲得できていなかった。そのために後の欧米と同様に重篤者・死者が多くなった。

 しかし、この獲得したT型免疫細胞は、あまりにも衛生的な環境で極端にウイルスがない状況をつくると、免疫能力を失ってしまいます。現在、東南アジアで日本に陽性者が多いのは、一つには検査数を上げているから必然として陽性者数(感染者ではない)も増えるといえますが、もう一つには、東南アジアの他の国にはない徹底したアルコール消毒に象徴される極端な衛生指向にあると思われます。細菌にしてもウイルスにしても、適度に曝(さら)されることで免疫力は維持されるという基本を忘れているのは困ったことです。



 ともあれ、とても少ない死者数しかいない中国でも、ワクチンパスポートを発行する(すでに開始している)というのは信じがたい話で、明らかにビジネスと結びつけた経済政策であることが分かります。

 人権を謳う欧米でも、ワクチンパスポートを導入しようというのは恐ろしい話ですが、そもそも2回のワクチンを打てばコロナによる流行風邪に1年後も罹らないというわけではないのに、あまりも愚かな話で、こんなことをすれば、毎年のように異なるワクチンを打ち続け、パスポートを更新するという異常事態にしかならないのは、こどもで分かることです。また、死者などほとんどいない若年者にまでワクチンを打つ計画をアメリカ大統領バイデンが話していましたが、何が目的でこのような狂気的政策を打ちだすのでしょうか? 製薬会社の儲けにはなります。

 そもそも人類史上初のmRNA型ワクチンを打てば、新たな免疫力を発揮する遺伝子は一生涯消えることはなく体内に留まります。いまみなの体内がもつ自然免疫の力がそれによりどうなるかは、分かりません。自然免疫力がそれにより阻害され極めて危険と説明するワクチン開発者の学者もいます。

 かつてない未知数のワクチンを世界的に打つというのは、人類の知的退廃=一方向への極端な選択と言わざるをえません。ペストなどのような強毒性の感染症ならば致し方ないとも言えるかもしれませんが、この程度(とりわけ東南アジア)でしかない流行風邪でワクチンを打つというのは、非科学的で理性的判断とは無縁です。覚醒してください。
 

武田康弘

人口10万人あたりの新型コロナによる死亡者
(ただし、PCR陽性者はみな新型コロナ死とされているために、現場の医師による判断ではありません。相当な水増しと見るのが妥当です)

アジア

日本     7.6 人
韓国     3.5 人
中国     0.34人
台湾     0.05人
マレーシア  4.2 人
インドネシア15.8 人
フィリピン 14.4 人
ベトナム   0.04人
タイ     0.14人
ラオス    0   人
ミャンマー  5.9 人
カンボジア  0.23人

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欧州(主な国)

イギリス    188人
フランス    154人
ドイツ      96人
べルギー    205人
ハンガリー   259人
イタリア    193人
スペイン    165人
スウェーデン  137人

 

コメント
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