思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

2年前ですが、福島県沖の魚で基準値の5倍のセシウムが検出- NHK報道

2023-09-01 | 社会批評

NHKの報道=2021年、2年前ですが、
福島県沖 クロソイから基準超の放射性物質 出荷を停止 | NHK政治マガジン


福島県沖の魚から国の基準値の5倍、県の基準値の10倍のセシウム(自然界にはない放射性物質)が検出されましたが、安全とか大丈夫とか風評被害とか、いい加減な話を流布するのではなく、科学的・実証的に検査を継続し、発表することが必要です。

チェルノブイリ原発事故でも、生物濃縮で15年後には、極めて異常な数値となりました。ふつうの毒物ではありませんから、継続して監視することが必須です。生命体は、自然界にある放射性物に耐えれたものだけが今残っているわけです。問題になる放射性物質は、核爆発・原子力発電とその事故により放出される人工の放射性物資です。重要な核種としては、ストロンチウム90(90Sr)、ジルコニウム95(95Zr)、ルテニウム106(106Ru)、 セシウム137(137Cs)、セリウム144(144Ce)

海外の反応を軽視すれば、日本は致命傷を受けます。自国内ではなく、公海上に放出しているのですから。


武田康弘

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