狂気国家は、米英であることが鮮明化です。
民主主義の美名は、軍事力主義・白人が偉い主義・キリスト教主義を隠すためのもの。
アメリカ、イギリスにボーっとなる(笑)お軽いおバカさんは、いわゆる「インテリ」に多いです。笑えますが笑えない話しです。
(わたしのfb語録より)
中学校教科書に学ぶ 公民、歴史
また、仲介役のアメリカが、国内のユダヤ人やキリスト教原理主義の影響からイスラエル寄りの立場をとりがちであるという問題点も指摘されています(「歴史」)
三大宗教の聖地であるエルサレムについても囲み記事で説明されています(「公民」)
三大宗教と呼ばれるのは、ユダヤ教と、ユダヤ教内の宗教改革であるキリスト教と、そのキリスト教と兄弟関係にあるイスラム教ですが、みな【一人の神が世界をつくったとする一神教】です。
キリスト教とイスラム教は、ユダヤ教という親をもつ兄弟宗教ですが、十字軍の遠征で知られるように骨肉の争いをしてきました。
(※イスラム教の聖典である「コーラン」は、多くが「旧約聖書」(ユダヤ教)から取られています)
この三大宗教の【一神教】という思想は、人類の歴史でいえば後から生まれたもので、主流ではありません。
人類文化の金字塔は古代ギリシアのアテネが生んだフィロソフィー(恋知=哲学)・芸術と直接民主制(自立した市民による共同体)ですが、宗教=神とはギリシア神話でおなじみの「多神教」でした。わたしたち日本人になじみ深いインドの釈迦による仏教は、このギリシア文化と親近性をもっていて、三大宗教とは大きく異なる思想です。
歴史的、思想的事実の大枠を知ると、わたしたち日本人がパレスチナ問題で英米と同じ側に立つのは、深く無謀なことが分かります。
※安倍首相の世界に逆行するイスラエル外交についての解説記事(「東京新聞」)もご覧ください。
武田康弘
武田康弘