思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

外交に二分法は禁物。現実の損得を優先し、民族主義を排し、一方に偏らないこと。それが国民を守り、豊かにする。

2022-03-31 | 社会思想

外交は、上手にやる。偏らないのが大事。善悪の二分法はダメ。適当に。時にはのらりくらいが大切。

それが昔の自民党の知恵だったが、小泉から狂った。極端にアメリカだけ。昔はイスラム圏とも仲良くしていた。

憲法9条を盾にして自衛隊は出さない、アメリカが決めた憲法を日本は守ります、と言い、アメリカの要求を断る、という知恵があった。

中国ともロシアとも仲良くやる。台湾が中国全土を代表するという無茶なアメリカの方針を破り、中国と国交樹立したのは田中角栄。

すべて現実の損得を踏まえ、一方に偏らない。それが日本外交の基本路線だった。

領土問題は声高に言わない、民族主義は危ないことを弁える。それが大人の知恵だ。

今は、単細胞。受験主義の単純頭が、日本を不利にしてしまう。東大病では、大損だ。


武田康弘

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1 コメント

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Unknown (なな)
2022-04-06 13:58:06
和田春樹らがウクライナとロシアの仲介をと言っていると、感激しながら伝えて来た。
気持ちはわかるが小泉純一郎が総理大臣をしたときの行動で、日本に仲介をすると言うそのポテンシャルが失われたと、私は返事をした。
それにかんして、彼女からの返事はないが、
武田先生の記事に、我が意を得たりと、嬉しく思いました。
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