通常市販されてる使い捨てマスクは、ウイルスの大きさの50倍ほどの穴ですから、ウイルスは出入り自由です。脇からも盛大に出入りします。
(繊維の隙間の大きさは5マイクロメートルで、一般的にウイルスの大きさは0.1マイクロメートル)
手製の布マスクは、さらに穴が大きく、千円程度で売られている簡便な顕微鏡で見れば、穴の広さは笑えるほどです。
マスクをする意味は、唾が飛ばないという一点です。
したがって、黙って座っている(立っている)電車内でマスクをする意味はありません。咳やクシャミのでる人だけがする意味があります(従来の風邪と同じこと)。
クラシックのコンサートホール内でも同じことです。咳やクシャミの出る人は、マスクをするか、ハンカチなどで口を覆ってください。それ以外の人はマスクに意味はありません。
繰り返しますが、マスクをする意味は、唾やタンが飛ばないという一点です。
マスクをするのは、肺への負担、呼吸が妨げられることによるストレス、酸素不足で脳機能の低下など、健康によいことは一つもなく、悪いことだけです。
こういう簡明なことすら踏まえない=分からない人が街中に溢れるのは、テレビ局の徹底した誘導にありますが、誘導されるがままという理性の乏しさには哀しくなります。
また、適度に細菌やウイルスに曝されなければ、免疫の力が落ちてしまい、危険なことも知らない人もいるようですが、恐ろしいことです。
できるだけマスクをしない、というのは、健康のために必要な基本条件です。
自分の頭で総合的に考えるという理性を育てる努力をしないと、馬鹿げた妄想を信じる人に堕ちてしまいます。カルトのようなマスク主義から解放されないと危険で不幸です。
(注)感染する(ウイルスが細胞の中に入り増殖をはじめる)には、すくなくとも10万という数が必要で(ウイルス学者により1万以上~100万以上という幅がある)、PCRで2の40乗倍=約1兆倍に増大させて数個のウイルスを見つけるのは(単なる陽性者で感染者ではない)、まったく意味がないどころか、今のような大混乱を巻き起こす最大の原因です。
武田康弘