思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

N響の色気のなさには、生気を奪われるー 日本の音楽の悪しき象徴。「外ではなく内から」 回心を!

2014-12-08 | 学芸

毎度毎度のことなので、書くのも気が引けるのですが、
NHK交響楽団の演奏会は、ほんとうにつまらない。内から湧き上がるものがない。ちゃんと演奏しています、という形だけの音楽で、聞き続けるのが苦痛になる。
色気、艶なし、教養としてのクラシック。
こういうエロースのない音楽を聞いていると、生気が奪われてしまう。
これでは、丸暗記を強要されパターン知を仕込まれる日本の学校教育と同じで、人間は内的(=精神的)には死んでしまう~~~~~~。...
助けて!と叫びたい。

どうして芸術まで官僚主義的なの? これは、わが日本人の生き方=思想(価値観の束)なので、なにごとも固くこわばるのでしょう。変えたいですよね。
内的に、内側から、内発的に、です。外なる価値が先、既存の枠組みが優先、「形式主義・儀式主義、権威主義」は、人間性の魅力・豊かさを元から絶ってしまいます。
生きるよろこびとは、集団人や組織人ではなく、「私」であることからしか生まれません。《内的に》ーこれは原理です。

わが日本人の回心を!!


武田

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2 コメント

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Unknown (音大卒)
2014-12-09 20:07:10
在京プロオケはほとんど聴きましたが、N響は、とりわけ素晴らしいと思います。
管楽器は全員がスタープレイヤーです。
大勢いるヴァイオリンtutiiでも、ひとりひとりが本当に美しい音色で弾いています。

記者様がどの演奏会を聴かれてそう思われたのか、気になるところです。
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悦び!の欠如 (武田康弘)
2014-12-09 21:26:44
「技量」という次元の話ではなく、
N響の演奏は、「学校音楽」と同じで、音楽する悦び(エロース)に乏しく、面白味がない、と強く感じます。心身全体から発するオーラがないのです。
なんのための技量か、ということです。
それは、来日する海外オーケストラ(ごく最近では、マリインスキー歌劇場、イギリスのアカデミー室内オケ)を聴けば、誰でも思うところではないでしょうか。
日本のオケでも、サイトウキネンは、はるかに色気があり、楽しいです。
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