このブログでもお伝えしてきました「戦争の記憶をたどる」(東京新聞連載)は、フォトジャーナリストの山本宗輔さんの大型本=「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」(彩流社刊)からです。
これらの証言は、日本人ならば誰でもが知らねばならぬものと思います。全国の学校図書館・各地の公立図書館には必ず置かれなければならない本のはずです。
これを知らない国会議員がいたら大変です。知らないから、軍事力を増強したり、中国を敵対するような愚かな言動が生まれるのでしょう。加害の反省や当時の国=政府の責任意識の乏しさには呆れ果てますが、それは、現実・事実に対する無知が背後にあります。
武田康弘