今の日本人であれ外国人であれ、ふつうの多くの人は、
「皇室は神の系譜で、天皇は現人神(生きている神)だ」という思想を知れば、あまりのバカバカしさに言葉を失うでしょう。
しかし、戦前の日本では学校教育でそう教えられ、天皇や皇室を尊敬=敬愛しなければ、不敬罪という罪で捕まり、拷問を受けたのです。殺された人もいました。
まだわずか70年ほど前のことです。
こういう思想で日本を一つにし、「愛国教育」を徹底させた張本人の一人が、安倍首相の最も敬愛するという岸信介(安倍首相の祖父)です。対米戦争を進めた東条内閣の重要閣僚でした。
「戦前思想」(国体思想=靖国思想想)を反省せず、逆に、戦後体制を終わらせる、という安倍首相と「日本会議」のウヨク連合には理性があるのか?ほんとうに不思議で、かつオゾマシイ。
これほどバカげた思想=生きている一人の男を神とし、それを強要する教育を国家権力を用いて全国民に強制する、となりの韓国も植民地とし、天皇を拝ませ、跪かせる、なんという国家でしょう。
これがわが日本の戦前の思想であり行為でした。今後、人権思想と民主制を守り発展させることなくしては、日本は永遠に呪われたままです。ふつうの良識をもって、「戦前思想」を退治しなければいけません。言うまでもないことです。
追記
みなさま
上記の当たり前のこと、歴然たる事実は、繰り返し、何十回、何百回、何千回、折に触れ言い続けなければいけないはずです。
とくに、子や孫には、きちんと伝えなければ。
教師や親やジジババの責任重大です。
心して言い続けましょう。細かな話はともかく、この芯を何より。
武田康弘
僕が子どもの頃に当たり前だった祝祭日に日の丸を掲げる習慣は現在では地方の集落か、官公庁か右翼ぐらいです。官公庁が一番の問題ありですかね。
現天皇に関しては、ふと親しみを感じたりもします。それを利用しようと悪巧みを考えている奴ら(安倍一派)を打倒し、ゆくゆくは憲法も変えて天皇一族を晴れて自由の身にしてあげましょう。