強欲な京都の天皇に対して反旗を翻した民衆の英雄=平将門をまつる神社は、
将門が幼少のころ住んだ千葉県我孫子市日秀にある【将門神社】と、手賀沼を隔てた対岸の「将門神社」(沼南町ー今は柏市)と
終焉の地の坂東市(茨城県)にある【国王神社】と
将門を主祭神とする【神田明神】(千代田区)と、
江戸城(現在は皇居)の前にある【将門首塚】(千代田区)と、
それに、将門伝説が多く残る奥多摩の鳩ノ巣にある【将門神社】です。
実は、わたしは学生の頃は哲学(西洋哲学)を専攻していて、平将門については関心がなく、何も知りませんでした。それらの事柄は結婚して我孫子に住むようになってから徐々に知ったのであり、毎年のように行っている鳩ノ巣に「将門神社」があるとは、いま知ったばかりです。
縁が深くて、ただ驚くなり~~~
わたしは、神田須田町の生まれなので、お宮参りも七五三も結婚式もみな「神田明神」でしたし、6年半前に知ったのですが、日本三大祭りである神田明神のお祭り(神田祭)が、戦争で長いことできず、再開された日にわたしは生まれたのでした(1952年5月14日)。
そして結婚して新居を我孫子にしたのですが、そこが将門が幼少期を過ごした地で「将門神社」があるとは全く知りませんでした。誠之小学校の5年と6年の時に手賀沼をのぞむ柏学園に来たのが縁で、自然が残る我孫子に憧れてのことでした。
京都の天皇に反旗を翻した民衆(農民)の味方の将門に惚れたわたしは、息子が中学生のときにバイクで将門のゆかりの場所を見学に行きました。我孫子から茨城の坂東市にある「国王神社」は近いのです。
わが我孫子市日秀の「将門神社」は最近になり整備されようなので、明後日=元日に行ってみようと思います。
それに、わたしが幼少期より30回ほど行っている大好きな奥多摩の鳩ノ巣に「将門神社」があるとは知らずにいましたので、来春5月の「ソクラテス教室」の行事で行こうと思います。駅から500mほどのところだそうです。
将門の年になりそうです。ついでに言うと、成田山新勝寺には一度も行ったことがないのも、縁でしょう(縁がないという縁)。成田山と聞くとなぜか嫌な感じがしたのですが、将門の敵だとは数年前に知ったのです。うん、やっぱりね(笑)
武田康弘