アレルギー見落とし誤って給食、児童が発熱 大阪府立東淀川支援学校
産経ニュース
<noscript></noscript>
大阪府教育庁は25日、府立東淀川支援学校(大阪市東淀川区)小学部で、チーズなどの食物アレルギーのある児童に、誤って給食のピザを食べさせたと発表した。児童は発熱するなどしたが、回復しているという。
府教育庁によると、19日午前11時40分ごろ、40代の女性教諭は、児童がピザからチーズなどを取り除くのを見て、生地だけなら食べても問題ないと思い込んでいた。児童は数時間後に発熱し発疹が出るなどした。
児童にはピザを配らないことになっていたが、女性教諭は事前に献立表を確認していなかったという。
4月には、府立茨木支援学校(茨木市)で牛乳などに食物アレルギーのある小学部の児童に、教諭が誤って給食の牛乳を飲ませ、入院する事案があった。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
わたしが言いたいのは、この教諭に対する非難ではなく、
みな同じはず、みな一緒がいい、みな同じ気持ち、という大ウソが前提の教育が日本では行われているということです。
食べ物も、着るものも、思いも考えもみな一緒!! 「個人」という概念=言葉を理解せず、個性のない人間はいないという事実を消し去るような、みんな一緒病。統一された価値観をよしとする恐ろしさです。元から人権はありません。
「個人」に冷たい国とは、恐ろしい国、と同義語です。
武田康弘
それを望まない人に「一緒」を要請することは、人権思想に基づく民主制社会では原理上、できません。
武田さんは違う価値観も認めて、なおかつそれを批判なさっている訳ですね。
没個性の社会では面白味がなくなりますし、武田さんがおっしゃっているほど極端に個性を殺すことを強いる世の中だとは思えません。
個人的には個性と社会性の両方を場面に応じて使いこなすことは必要だと感じます。
こういった内容の批判は一義的に論じられるべきでなく、両側面からのアプローチが必要ではないでしょうか?
先の事件の教諭の失態を非難したい思いが強すぎてバランスを失った主張をされているように感じました。
思い違いをされています。
わたしは、この教諭への批判をしているのではなく(そう書きました)、
日本の教育の「画一主義の思想」についての批判なのです。
オランダやフィンランドまでとはいかなくとも、今までの考え方ーやり方は、もう通用しないと思います。
佐藤 明子
一番下の娘が通っている認定こども園でも、毎朝子供たち全員に牛乳を飲ませています。その場面を何度か見たのですが、牛乳が嫌いな子に先生がつきっきりで、泣きそうになっているのに無理矢理気味に牛乳パックの角度を大きくして流し込もうとしていたり、クラスの子たちみんなに「○○ちゃん、がんばれ!○○ちゃん、がんばれ!」と応援させて、なんとか飲みこむと「すごーい!」とみんなで拍手したり。切なくなりました。娘は牛乳がたまたま大好きで飲みたがるので飲ませていますが、牛乳は体に悪いと言う専門家もいるし、子供に牛乳を飲ませたくないお母さんたちもいるようです。牛乳を飲むことは万人にとって正しいこと、という前提で集団保育・教育が行われることに悲しさと疑問を感じました。(先生方ひとりひとりは一生懸命やってくれていると思っています。)
ーーーーーーーーーー
川島 伊藤朝子
うちは、アレルギーがあるのでと、牛乳を断っています(ちなみに牛乳にはアレルギーはありませんが)。そして、嫌がるものを無理やり食べさせないようにお願いしています。というのも、嫌がるものって、よくみると、アレルギー物質が入っていたり、肉なんかは、抗生物質漬けのブラジル産だったりするからです。ちゃんと話をすると、大半の先生は、聞き入れてくださり、予算が合わなかったり、先生が面倒だと、お弁当でお願いしますと、いわれるので、ラッキーですよぉ。親は、こどもが、これ嫌なのに無理に食べさせられたという話を真に受け止め、対策を考えないと、アレルギーがなくても、そのうち発症してしまいます。