「偶像崇拝者」とは、いつの時代も社会によからぬ緊張をもたらし、個々人の人権をないがしろにする人たちでした。
言うまでもないことですが、「旗」を有難がり、旗に敬礼するといのは、愚か者の仕業でしかありません。こどもたちは誰一人としてそんな馬鹿げたことはしません。北朝鮮のように洗脳されていない限りは。
笑えるほどバカでかい「日の丸」を壇上の真正面に掲げることを各地の教育委員会が強制し、学校の入学式や卒業式は、まるで、【国旗が主人公】!!満点大笑いでしかありませんが、こんな「病気」のような儀式をいつの間にやら日本中でするようになっています。
わが日本人は、【集団ヒステリー】で、それゆえに、天皇現人神・挙国一致・八紘一宇というスローガンを掲げて無謀な戦争(満州国でっち上げにはじまる15年戦争)に突入し、惨めな無条件降伏に追い込まれた歴史をもつわけです。だからこそ、その反省にたち、天皇は単なる儀礼を司る者とし(象徴天皇制)、天皇主権を廃止し、主権在民(国民主権)の新憲法を制定したわけです(『憲法研究会』の日本の民間人7名が基本理念をつくった)。
市民、国民の一人ひとりを主人公とし、各々の現場の人間の意志に基づく政治、それこそが民主主義ですが、いつの間にやら、当事者の意思は無視され、昔ながらの「国家主義思想」を引きずる政治家と惰性態にすぎぬ役人の行為に全国民が従わされるという愚かな現実がつくられてしまいました。
もう一度、「民主主義」という思想についてみなが勉強し、「民主的倫理」に基づく人間性豊かな社会をつくるために努力しようではありませんか。経済的成功者ならば、民主主義の哲学も分からず、したり顔でお喋りするだけの者でも評価するという「危険」な現実を変えるのは、あなたとわたしの小さな努力の積み重ねによります。
ともあれ、【国旗・命】というようなあまりにバカバカしくて、論じるのも愚かな事態は、早急に変えなくてはならいはずです。主人公は、こどもたちであり、日の丸ではないのですから。国旗は、旗たてに立てておけばよいのです。当然ですが、卒業式や入学式は、教育委員会や政治家の意向でするものではなく、こどもたちを中心に保護者や教師の「想い」を基にするのです。息苦しい形式優先の儀式はもうたくさんですよね。
武田康弘
国旗 国歌反対派の意見かな?
卒業式に関しては同意見ですが
国旗 国歌に否定的な考えは(?_?)て感じですね
世界中で日本ぐらいじゃないですかね
こんなこと言ってるの
国旗 国歌がない先進国ってありますか?
意味不明のコメントでお応えのしようがありません。
そんな話になぜなるのか?
きちんと文章を読んでからコメントするのが礼儀です。「一人間」として民主的倫理を踏まえてください。
「言うまでもないことですが、「旗」を有難がり、旗に敬礼するといのは、愚か者の仕業でしかありません。こどもたちは誰一人としてそんな馬鹿げたことはしません。北朝鮮のように洗脳されていない限りは。」
↑を否定しているのだと思います。
北朝鮮のような前時代的な全体主義国家に限らず、例えば先進国の間でも、自国の国旗や国歌に畏敬の念を抱くのは常識であり、むしろ、旗を軽んじ、旗に背く、そんな愚かな言説がまかり通るのは日本くらいだと。
わざわざそんなことをする人も、
「旗に敬礼する」人も、
どちらもまともではありませんね。
なんだか、情けなく、バカバカしい話です。
もっと思考力や想像力という意味での知的レベルを上げないと。
つかぬことをお聞きしますが、武田さんは日本を好んで、もしくは愛していらっしゃいますか?
だから、父権的権力による抑圧や自然破壊、子どもや動物の虐待、また官治主義による民主主義(現場での対等自由な話し合いによる決定)の抑圧には、強い怒りを覚えます。
自国を真に優れたものにするためには、自己批判できる精神が重要で、その意味でも第55代総理大臣の石橋湛山は深く尊敬するに値する人物です。
言われて見れば確かに
「国旗に背け」という人は変だし
「国旗を敬え」という人も変
俺は日の丸が好きだが「日の丸自体が好き」というわけじゃないのかもしれない
完全に納得したわけじゃないが
わが国のように長い歴史を持ち、多民族に支配されたことのない国(地理的に海で囲まれた島国である利点、ただし、わが国が朝鮮や中国の一部を実効支配したことはあります)では、国旗に特別な価値を見る考えは生まれないのです。
もし、国旗に特別に大きな価値を与えようとするならば、学校教育で毎日強制的に拝ませるような洗脳行為が必要になりますが、それは、近代市民社会が発展し個々人の自由が実現している民主主義国家の日本では、してはならないことでしょう。
ともあれ、何事につけ強制しなければ実現しない行為や思想とは、特定のイデオロギーに過ぎず、みなが深く納得するものにはなりません。強要は幸福をつくらず、対立や闘争や暴力を生むだけなのです。