思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

安倍という男、戦前思想を救済するために生き、アメリカに行けばゴマすりで点を稼ぐ。国政は自己のために!

2015-05-01 | 社会批評

わが日本国をアメリカ軍と一体化させ、国民ではなく、自分の一族と旧財閥のために政治を行う。

米軍と自衛隊を合同させ、アメリカだけでは維持出来ない「世界の軍事支配」に手を貸し、覇権国家をめがける。

戦後の平和主義こそアナクロニズムだと断じ、「軍事力の行使をためらってはならない」と自著に書く。

この男、到底まともではないが、わが日本国民は、その底知れぬ恐ろしさに気付かない。ヒトラーが民主憲法の下で台頭し、「合法的」に独裁政治に変えた歴史を知らないのは罪である。

アメリカ軍への忠誠を誓うということと、戦前の日本主義(=国体思想=靖国思想)を復活させることをリンクさせ、戦後アメリカの民生局がもたらした人民主権の民主政を有名無実にする、それを安倍は、「戦後レジーム(体制)からの脱却」と呼んでいる。

A級戦犯の祖父である岸信介を敬愛するという安倍は、オバマとアメリカ議会にゴマをすり、アメリカの非難をかわし、日本国内における安倍支配を強固にすることで、戦前の日本国家主義の復活のために血道をあげる。

自民党の元幹事長たちも指摘するように、これほどの公共悪を働く首相は、はじめてのこと。わが日本人はこういう男に支配されたがっているのだろうか?

 

 武田康弘 (元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員=哲学講師)    写真は、先月、泥 憲和さんと柏で。


 

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2 コメント

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Unknown (かんてつ)
2015-05-01 22:13:19
安倍が”先回なぜ一年で放り出すようなこtになったか?これまでそのことばかり考えてきた”の発言。つまりこの男は自分が他者の上に立つことを当然と考え、それを実現するためにあらゆる姑息な手段を用いているのです。
最近のサラリーマンもそういう傾向が非常に強い。
連帯感、他社への共感のない社会の帰結です。
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戦後民主主義の否定 (浅野清志)
2015-05-02 01:02:55
 安倍という人間は「戦後レジュームからの脱却」つまり戦後民主主義を否定し、ポツダム宣言以前の日本・・・つまり軍国主義にもどそうと企んでいるとんでもない奴。
 こんな人間を総理大臣にしている日本人は最低の民族。でもこんな日本にした元凶はある意味民主党にあります。
 最悪の自民公明政治を変えてほしいという国民の声を無視し、最終的には自民党政治に戻してしまった野田政権によって国民は諦めた。
 しかし昨年来の選挙を見るとちょっとだけ共産党が増えている。そこにいちるの望みをもつかな。
 
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