★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

真冬の15度に断固抗議する

2024-02-01 23:37:29 | 日記
最近、時候の挨拶が嘘っぽくなっている。今日は日中十五度もあった。寒くなると体調に響くけど、真冬に14度とか耐えられんな。精神に響く。氷柱はどこにある。冷蔵保存せずに常温保存されてる やばい物質、それが高松市民である。



日中における調子に乗った舌禍のため、帰り道は寒かった。雲の向こうに月があるのか、不気味な空である。ゲームをやったことがないわたしであるが、墨子のゲームがあるらしいのでやってみたい。と思う。

琴電のキャラクター「こと/ことみ/ことの」さんに年賀状出したら、ほんとに返事が来ていた。聞いたところに拠ると、一枚一枚ちゃんと手書きで違うことを返事しているらしい。人間どもよりよほどすごい。

わたくしくらいになると、ブギウギの録画をDVDに堕としてマジックでブギグギと書いていてもそのときは気付かず、お風呂に入っていて突然気付く次第だ。

細は、お風呂の穴からタコがでてきて気持ちよく浴槽を泳いでいる夢を見たという。そういえば、わたくしは高松に棲んでるくせに魚がどことなく苦手なのである。嫌いで食べられないほどではないのだが、お寿司もあまりたべようと思わない。で、たまご焼き食べてると子どもかと言われる。でも、秋刀魚はわりと好きだから、結局、子どもの頃食べたものがよいということかもしれない。魚の種類が少なかったのである。

わたしにとっては七〇年代や八〇年代はシラけでもバブルでもなく、単にぜんそくの発作におびえていた時代に過ぎず、ロバート・デュバルみたいに4回ぐらい結婚すると長生きするのかも知れない。

大晦日

2023-12-31 23:00:35 | 日記


洗濯物をほしていたら雨が降ってきた。

わたくしは車を運転しないが、わたくしの気持ちを理解するために、年末に「フローズンリバー」という映画を観ることをおすすめしたい。

さっき家の横の路をとぼとぼ歩いている猫がいたのだが帰省(たしか夏の季語)であろうか。どうでもいいけど、明治文学以来はやっている「帰省」とやらも交通手段の発達のおかげなのである。歩いて木曽までいけるものか。

このまえ少年ジャンプの漫画のアニメ版である「ドクターストーン」というのを少し観たんだが、破壊願望をエヴァソゲリオンみたいに〈この作品造っている俺問題〉にしないで、全滅からの回帰・洞窟からの生還をえがいてて好感が持てた。巨大ロボットものにありがちな、それをつくった科学者をもっとリスペクトしろよという不満も解消された。ただ、これをある意味、戦中戦後の科学「技術」論の文脈におくとどういうことになるかというと思うところはあるのだ。少年漫画には、考えてみると、必殺技というものがあるが、これが何の犠牲もなく修得されてしまいがちなのも、「ドクターストーン」の既成の科学による回帰と同じなのである。

メリークリスマス2023

2023-12-25 23:11:24 | 日記


1、お前の鼻が役に立つのさ、というてる爺は産学協同のスパイかも殲滅せよ。

2、研究データを供出せよみたいな議題がこの前教授会であったが、この前おれが殴り書きした「漱石のウンコタレ」みたいなメモならどうぞ。

3、ケーキが崩れて届いたとか、それも食べれば形崩れるから早く食せよ。

4、クリスマス刑期くらい自分で作れ、俺もつくってねえが。いちごの旬はまだだろが。

高松ネオン2――極寒篇

2023-12-21 17:18:16 | 日記


高松のくせに雪が舞い、昼間も3度ぐらいまでしか上がらなかったと思う。故にわしの脳みそはくだらないパロディしか思いつかない。

昔から「政治と金」の問題とか言われているものは、すぐ政治には金が要るみたいな糞壺に結論が墜落するのがつねであって、むしろ、「お前らのやってることはある種の民との金の戯れであり政治ではないんじゃないカネ?」問題と言うべきである。

若者達は、こんなに寒いのに踊りの練習とかを外でやっていた。元気すぎてどこかおかしいのであろう。青春ですね。

寒いのでわたくしはライトノベルばりのおふざけも低レベルにしかできない、せいぜい「『わし等の高松がこんなに寒いわけがない。』ただいまこの商品は扱っておりません」としか。

雲の山

2023-12-17 23:47:32 | 日記


 このごろは、日没前になると、きまって大空に、雲がわくのでした。ときどき、雷が鳴って、雨がふりそうに見えながら、夜は、また、一片の雲すらなく、晴れ晴れと晴れ上がるような、日でりがつづきました。
 そんなときは、足ばやに、秋のくるけはいが感じられたのです。勇吉は、毎日、庭のやまゆりの花へきて、その茎にとまる、とんぼのあるのを知っていました。


――小川未明「雲のわくころ」

涼しいとか言うても木曽の夏の気温

2023-10-06 23:51:24 | 日記


城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。

上の写真は、高松築港の駅で、高松城の堀の近くである。上の占いは、城壁が崩れて空堀に戻るとか言うておるようであり、こんなときには武器を使うなと言っている。高松城は江戸末期にはかなりひっかしいでいたらしいけれども、最近はなにか光のワザまでつこうて天守閣を復活させているようである。そもそも栗林公園にしてからが、市民の努力がなければ、明治維新以降、なきものになっていた可能性すらあるそうだが、城はなかなか復興せぬ。しかし頑張っても松本城とかには勝てないわけであるから、そんなに頑張らなくても、香川県庁があるじゃあないか。