人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

パーフェクト・ヒューマン

2016-04-13 14:10:25 | 独語
僕にはどうしても勝てない人間てのが居る
天敵なのかも知れない、苦手だ!
ウー…こりゃ太刀打ちできんわ…
ヤツがそばに寄ってくると、もうどうしていいかわからなくなる…
ところが、ヤツときたら、じっつに人懐っこくて、呼んでもいないのに寄ってくるんだな…
き、来たゾオ…どうすりゃいいんだ…対処のしようが無いではないか!
おお…コントロールを失いそう…
な、何の用なんだよお、気安く話しかけるなよお…
し、しかし…どういう訳だか、ヤツのあのバカみたいなふるまいに接してると
僕の何かが落ちてしまうんだな…
いつの間にか、ヤツのペースにハマっちまうんだ…
コントロール不能になっちまうのか
いいや…コントロールなどしなくてよかったってことか!
不可侵条約撤廃…武装解除…
屈託のない笑…天然…コイツ、バカでねーの!
君は欠陥、弱点丸出し…スキだらけだ
ところがだ!…僕は分かってる、君にはどしても勝てない!
君は無敵なんだ!…僕は最初から負けてるんだ…
僕だって笑うことだってあるぜ!…”フフフッ…”
だが、君の前では、笑おうとすると、何故か顔が引きつっちまうじゃないか!
ああ、僕の不自然さ、ひねくれさ、虚飾さばかりが思い知らされちゃうよ!
自然体…って…な、何?

僕にはどうしても届かない、完璧な人間のようなヤツが居る
そいつは、しかしどこを見ても完璧にゃ見えない
むしろ、ズルんと、とても何か欠けて、抜けてるようにしか見えない
一見、才能があって、全然欠点も、スキもないような人間も居る
だが、ちっとも面白くない!
そういう人間が、抜けた一面を出す時こそ、面白いんだ…
何かを目差そうとし、身に着けようとし、学ぼうとする人間て…一体何だ…

”Ⅰ、m A Perfect Human”
あっちゃん、カックイイか…
僕には限りなくロボットのようにしか見えないが…


コメント
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