僕は今、この世の終わりの淵に立たされているのだろうか…
暗闇が僕の全てを奪ったかと思いきや、
その間から光の柱が立ち昇る…
現前に広がる光と闇のコントラスト
そして…厳かに満ちた審判が始まる…
”主よ!僕は一体何を手放さなければならないのですか!
あなたのみ国には何が残されるのですか!
僕にはまだ執着が有ります
あなたの光の剣で断ち切って下さい!
僕に出来る事は何もない…
全てをあなたの御手にゆだねます…”
僕はその時、引っ越しを控えていた
荷物の整理を余儀なくされていた
大切な本、レコード…涙を飲んで手放すことを考えていた
一体、どれにしたらいいんだろうか…
七年前の夏、クエーカーの礼拝会…
現臨が望む時、どんな子細な事柄でさえも、
世界の終わり、新天新地の大ドラマに変えてしまう…
そして…子細な事柄に隠れた問題、重荷も取り払われた
僕のチッポケな世界は確かに変容した
後にある人から尋ねられた
「あなたの抱えている深刻な問題…お察しします…
あなたに何か助けになることはありませんか?」
「助け?…それでしたらアリさんかクロネコさん(引っ越し屋さんの事)がうまくやってくれると思いますよ!
心思いはまだ多少ありますが、もう大方断ち切りましたから大丈夫ですよ…」
集う人々はそれぞれの思いを秘めて祈り坐っている
安息日を守っている(居眠り)人も居る事だろう
だが、ひと夏の変容のことを知る人は誰も居ない…
暗闇が僕の全てを奪ったかと思いきや、
その間から光の柱が立ち昇る…
現前に広がる光と闇のコントラスト
そして…厳かに満ちた審判が始まる…
”主よ!僕は一体何を手放さなければならないのですか!
あなたのみ国には何が残されるのですか!
僕にはまだ執着が有ります
あなたの光の剣で断ち切って下さい!
僕に出来る事は何もない…
全てをあなたの御手にゆだねます…”
僕はその時、引っ越しを控えていた
荷物の整理を余儀なくされていた
大切な本、レコード…涙を飲んで手放すことを考えていた
一体、どれにしたらいいんだろうか…
七年前の夏、クエーカーの礼拝会…
現臨が望む時、どんな子細な事柄でさえも、
世界の終わり、新天新地の大ドラマに変えてしまう…
そして…子細な事柄に隠れた問題、重荷も取り払われた
僕のチッポケな世界は確かに変容した
後にある人から尋ねられた
「あなたの抱えている深刻な問題…お察しします…
あなたに何か助けになることはありませんか?」
「助け?…それでしたらアリさんかクロネコさん(引っ越し屋さんの事)がうまくやってくれると思いますよ!
心思いはまだ多少ありますが、もう大方断ち切りましたから大丈夫ですよ…」
集う人々はそれぞれの思いを秘めて祈り坐っている
安息日を守っている(居眠り)人も居る事だろう
だが、ひと夏の変容のことを知る人は誰も居ない…