人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

三種の神器

2019-05-01 11:21:06 | 日本的霊性
めでたく新天皇の誕生と相成りました。
その皇位継承の儀で、三種の神器なる象徴物を受け継がれる訳ですが、これは王冠ではなく授与されるとは言わないのですね。
力で取ったり、奪ったりすることで受け継がれるものでは決してないということです。
その象徴を通じて、単なる王権とは違う、本当に一統に連ねられているものが伝わってくるようです。
三種の神器ーヤサカニの勾玉、ヤタの鏡、草薙の剣
象徴(表徴)とは、そこにその表している元があるということ、見えない、表すことの出来ないものがあるということですね。
それは、見えないものの形象なのです。
誰も実物は見たことが無い、というのは当然のことで、もし、見える形あるものとしてそこにあるのでしたら、それ自体がレプリカであるはずです。
しかし、おそれ多くも私にはそれが何を表しているかが、少なくとも垣間見えるものが、もうたちどころに心象に映ってきます。じん、じんと...
だけど、誤解しないで頂きたいのですが、あくまで私の心象に映っているまでのものであって、これが誰もが頷ける正しい解釈という訳ではないのです。
あまり、詳しくは書かないですが、これは神的なものが降りて来たら、どうしたってそういうものが心象に刻まれてしまうものなのですってi

即ちークシビなる鏡のように、すべてを照らし出す光...
そこに映し出されるクシビなる我が魂...
そこから闇を払うが如く発せられる沈黙の声、ロゴス、啓示、クシビなる言霊...
ああ、もう気が遠くなりそう...
そしてこの秘儀参入を通しておそれ多くも、神的なものと連なっている自己、神の子たることに覚まされてくるではないかi
人は神の子、神の宮...
このことを象徴(表徴)されて居る存在は、器物にあらず、私の現前に生きて在らせられているではないかi

日本は象徴が生きている国柄なのです。"国民の象徴"
一人一人が神と一体であることを象徴されて居られるのです。
象徴(表徴)とは又、見えないもの、隠されたもの、裏側にあるものが、表に、実見されるであろうことを、それ自体象徴しているのではあるまいか?
平成から令和へと、段々我々のただ中へと歩み寄ってこられるのでしょうか?
その内実されたものは、よりありやかに我々のまなかに御顕れつつあるのを覚えざるを得ません。

(これはあくまで私の主観にすぎません。誰もが頷けるものなのか、どうかはあなた次第です)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成の終わりにあって... | トップ | 超思考 »

コメントを投稿

日本的霊性」カテゴリの最新記事