そういえば、7月30日は、薩摩琵琶の演奏を聴いておりました。 芝浜の今朝・大広間で友吉鶴心さんの演奏を目の前にして薩摩琵琶とはこんなに魅了されるものかと思ってしまいました。演題は「愛宕山」、かの間垣平九郎のお話です。琵琶が総合楽器であることも認識。10月下旬にあるコンサートにはぜひ行きたいと思った次第です。どうやら洋楽よりも和楽が私に向いてると勝手に思いいました。(汗)
愛宕山とは鉄道唱歌で「愛宕の山に入り残る月を旅路の友として」と唱われた東京名所、といってもビルの山に埋没してしまった小高い丘?といってもいい場所です。JOAKというと日本で最初のラジオ放送塔が設けられた山で、現在は放送博物館があります。(あるはず) 新入社員時代にはすぐ近くのビルに勤めていたので昼休みになると登っていたのですが、もはや20年以上行ったことがありません。山頂には愛宕神社があって其処に続く男坂と女坂、この男坂の八〇数段の急坂を馬で駆け上り、梅を手折って将軍家光に差し出したという逸話の主人公が間垣平九郎です。 演奏では櫻の枝になっておりました。櫻がイメージに合いますね。
で、鐡道の旅の原点である愛宕の山とリンクするのが青春18切符である最近です。
演奏後は鶴心師匠を交えての食事。演奏会や放映等の様々な逸話or裏話をお聞きできたので出席の皆さん大変喜んでおりました。こんな珍しい催しに誘ってくれた家人に感謝です。(ペコリ)
もちろん今朝の料理もなかなかでした。しゃぶしゃぶコースに合わせた日本ワインの数々は店主の企画です。実は12月までこの店の一階にあったビストロ・ベルランのオーナーシェフであって、飛行船ツエッペリンの晩餐や満鐡・特急「亜細亜」号の食堂車などの楽しい企画の数々で楽しませてもらいましたが、このたび本業の後継者としてスタートされました。世界を変えての新しい企画に期待するとともに小遣いを貯めてあらためてすき焼きにチャレンジしなければと思いました。(汗)
そうそう、店主は先日NHKの美の壺・蓄音機に一家で出演されていましたが、その取材逸話も面白かったです。
この話も忘れぬうちに書いておきました。何かあっても即日書こうとしないのは処理能力が下がったせいかも知れません。それとも暑さのせい?(苦笑)